「信じられなかったよ…」銀河系軍団がSNS上で再会! ベッカムが “怪物”ロナウドとの秘話を明かす

2020年04月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

ロナウドの提案で、インスタライブで競演

銀河系軍団の一翼を担ったベッカム(左)とロナウド(右)。(C) Getty Images

 2000年代、"銀河系軍団"と呼ばれたスター集団が一時代を築いた。

 元フランス代表のジネディーヌ・ジダンや元ブラジル代表のロナウドとロベルト・カルロス、元スペイン代表のラウール・ゴンザレス、元ポルトガル代表のルイス・フィーゴ、そして元イングランド代表デイビッド・ベッカムらを擁したレアル・マドリーだ。

 新型コロナウイルスの感染拡大で欧州を中心に深刻な状況が続くなか、当時の面々がSNS上で再会した。発起人はロナウドで、9日夜に自身のインスタグラムにゲストを招き、ライブ中継を配信したのだ。英公共放送『BBC』が報じている。

 ゲストは、R・カルロス、フィーゴ、カシージャス、ベッカムの4名。ひとりずつがロナウドとSNS上で繋がり、十数分間にわたって会話した。特に視聴者数が多かったのは、ベッカムとのパートだったという。

 2002年にロナウドがR・マドリーに加入し、その1年後にベッカム氏が加入。07年までの4年間ともにプレーした。

 元セレソンの"怪物"はとにかく、ベッカムをべた褒め。「僕にとって君は、史上最高のメンバーのひとりだった。最高のMFだった。ボールの扱い方も天才的で好きだったし、僕を見なくてもボールをくれるんだ。たくさんの良いパスをくれてありがとう」と称えた。

 これに対してイングランドの貴公子は、「へへへ、ありがとう」と照れ笑いを浮かべると、ふたりの出会いの"秘話"を明かしたという。

「僕が、長く過ごしていたマンチェスターからマドリードに渡って、最初に会ったプレーヤーのひとりが君だった。ロッカールームで挨拶をしたとき、『ブラジル代表にもしひとりイングランド代表の選手を招くなら、絶対に君だ!』と言ってくれたんだ。信じられなかったよ、何せブラジル代表は最高の選手たちの集まりだったから」

 ロナウドは「勧誘がバレた」と笑い、「一緒にプレーできて、本当に楽しかった」と思い出を噛みしめていたそうだ。

 インスタライブは始終和やかな雰囲気で行なわれ、ふたりは今でも仲の良い様子だったという。『BBC』は「まるで長く会っていなかった恋人同士が再会したかのようだった」と綴っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

次ページ

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事