セリエAのインテルに所属するイタリア代表MFアントニオ・カンドレーバは現地時間４月５日に投稿したある動画が、現地局『El Chiringuito TV』が選出する、「自宅待機中にスポーツ界で投稿された最高のビデオ」賞を受賞したようだ。同局が公式ツイッターアカウントで発表している。

　カンドレーバが投稿した動画は、自身のインスタグラムで公開したもので、息子のラウルくんが"出演"している。

　リラックスした様子のカンドレーバとラウルくんは、ソファを背もたれにして並び、一緒にテレビ番組を楽しんでいる。

　しかし、隣に座ったカンドレーバは、テレビに夢中なラウールくんの口元に手を伸ばすと、おしゃぶりを奪い、しれっと自分がくわえてしまう。だが、ラウールくんは果敢におしゃぶりを取り戻し、自分がくわえ直す。

　ところが、カンドレーバは懲りずに再チャレンジ。ラウールくんの口元からおしゃぶりを奪い、ラウールくんが取り戻す―――というくだりを９回繰り返すと、最後はラウルくんが取り戻すことを諦め、悲しそうな表情を浮かべたところで動画は終了する。

　この動画を目にしたファンからは「可愛すぎる！」「大人げない（笑）」「本当に笑ってしまった」「アントニオ、息子に優しくして（笑）」といった微笑ましいコメントが寄せられている。

　『El Chiringuito TV』はこの動画を「皆を元気にしてくれる」とし、自宅待機が続くイタリアで、心を和ませる動画だと評している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部