モウリーニョがまさかの「コロナ規制違反」!選手数人を集めての“極秘トレ”があっさり流出

2020年04月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

並んでランニングをしていたのは?

コロナ規制違反が明らかになった。チームカラーの紫色のシャツを着ていたのは目立ちすぎたか……。(C) Getty Images

 コロナ禍が深刻な欧州では外出が制限されている国も少なくない。ただ、残念ながら、社会の模範となるべきプロフットボーラーがそれを破って、厳しい批判の声に晒されるケースが後を絶たない。

 先日も、マンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカーが、ファンに向けて自宅待機の重要性を呼びかけた翌日に、外出して乱交パーティーに及んでいたことが判明し、大ひんしゅくを買った。

 そのイングランドで、今度はあろうことか指揮官の"ルール違反"が明らかになった。トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョだ。

 英紙『The Guardian』などが報じたところによれば、このポルトガル人指揮官は、ノースロンドンのハドリー・コモンという公園に複数の選手を"招集"。フランス代表MFタンギ・ヌドンベレとトレーニングをしている様子がSNSで出回ってしまった。さらに、同じ場所で、コロンビア代表DFダビンソン・サンチェスとイングランドU-21代表MFライアン・セセニョンが並んでランニングする映像も流出している。
 
 記事によると、イギリス政府は、食事や健康、自宅ではできない仕事などやむを得ない場合のみ外出を認めているが、「他の人と会わない」「常に他人と2メートル以上離れる」と定めているという。今回の行動はそれに明らかに違反していた。

 そのほか、コートジボワール代表DFのセルジュ・オーリエも友人とランニングをしていたことが判明したトッテナム。これを受けて、クラブのスポークスマンは、次のようにコメントしている。

「すべてのプレーヤーに、屋外で運動する時は、社会的な距離を遵守するように求めている。 このメッセージを強化し続ける」

 この状況で選手を呼び出すとは、いかにも指導熱心なモウリーニョらしいとも言えるが、今回ばかりはあまりに軽率な行動だった言わざるをえないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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