J1再開は6月になる可能性も…村井チェアマン、新たな日程は「少なくとも1か月の間隔を空けて」

2020年04月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

全会一致で難局に立ち向かうことを確認

新型コロナウイルスの感染拡大により、Jりーぐはさらなる延期を強いられることに。(C) J.LEAGUE PHOTOS

 Jリーグは4月3日、各クラブの関係者を含めた臨時合同実行委員会を実施、その後ウェブ会見を行なった。そのなかで村井満チェアマンは、同日午前に開かれたNPBとの合同による新型コロナウイルス対策連絡会議での専門家からの提言を受けて、J1で5月9日としていたリーグ再開の日程を白紙に戻すことを合意したと明かした。

 Jリーグは3月25日、段階的なリーグ戦再開を目指し、J3は4月25日、J2は5月2日、J1は5月9日に再開するとしていた。しかし、4月3日午前に行なわれた対策連絡会議では専門家チームから新型コロナウイルスの感染拡大の局面が変わり、「市中での蔓延期に入ってきている」として「4月段階での再開は難しいのではないか」、「5月末頃でなんとか開催できないか」との見方が示された。

 その後、本日15時から開催された臨時合同実行委員会の協議によって、「専門家からの提言を受ける形とはなりますが」という村井チェアマンから「いったんその(再開)日程に関しては白紙に戻すということを合意した」と発表がなされた。さらに次の再開日程に関しては「従前では2週間刻みという検討を重ねてきたが、少なくとも1か月以上の間隔を空けて、日程プロジェクトを中心に今後協議していく」とし、「J1であれば1か月を空けるとなったら場合によっては6月になる可能性もありますし、J3なら5月末になるかもしれない」と今後の日程の見通しを語った。

 実行委員会では、NPBとの対策連絡会議にクラブの代表として参加していた7名のクラブ選出理事からも、会議で感じたことや意見などが申し述べられ、全会一致で難局に立ち向かっていくという合意が得られたという。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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