C大阪、選手・スタッフに自宅待機、外食禁止を通達…GK永石拓海が新型コロナ陽性判定で

2020年04月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

友人やチームメイトとの外食禁止に

C大阪は永石が発症した27日から2週間の活動停止を決めた。(C) Getty Images

 J1のセレッソ大阪は4月1日、所属するGK永石拓海にコロナウイルス感染症の陽性判定が出たことを受け、会見を実施。森島寛晃代表取締役社長と梶野智チーム統括部部長がウェブ配信による会見を行なった。

 Jリーガーでは神戸の酒井高徳、群馬の舩津徹也に続く3例目。永石のコロナ陽性判定を、森島社長は「重く受け止めている」とし、本人の現状としては「平熱で風邪の症状もない。保健所の指示を待つ状況」と語った。

 永石は22日に大阪市内の友人宅で、友人3人と会食。27日夜から28日にかけて一時体調を崩し、29日には一緒に食事をした友人のひとりからコロナウイルス感染症の陽性判定を受けたことを知らされた。その後、チームトレーナーへ連絡し、31日にPCR検査を受けることになり、4月1日に陽性が判明した。

 梶野チーム統括部部長によれば、「(永石)本人からは、友人にも熱も病気もないということを確認して食事をしたと聞いている」という。だが、行動履歴から見れば、会食時の感染が濃厚と言える。永石本人も「新型コロナウイルス感染拡大の状況からみて、参加すべきでなかったと大いに反省しております」とクラブ公式サイトでコメント。

 この事態を受けて、クラブでは永石が発症した27日から2週間にわたり、チームの活動を停止し、保健所と相談しながら再開日を確定させていくという。また、選手・スタッフには、自宅待機と友人やチームメイトとの外食禁止を通達したという。

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