Jリーグで感染が徐々に拡大…C大阪、GK永石拓海の新型コロナ陽性を発表。発熱などの症状はなし

2020年04月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

食事をした友人から陽性反応の連絡をもらう

C大阪はGK永石に、新型コロナウイルス感染症の陽性判定が出たことを発表。(C) J.LEAGUE PHOTOS

 J1のセレッソ大阪は4月1日、所属するGK永石拓海に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことが確認されたと発表した。

 今季レノファ山口FCからレンタル復帰した永石は、3月22日のオフに友人3人と食事をするも、その後5日間は体調に問題はなかったようだ。しかし、同28日に発熱し最高37.9℃まで上昇。食欲不振と倦怠感もあり、この日から自宅待機になったという。翌日、食事をした友人の一人から、自身に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たという連絡を受けた。30日以降、永石の体温は36℃台に下がったものの、31日には大阪府内の病院でPCR検査を受けて翌4月1日に陽性反応が認められた。

 クラブは現時点で、永石以外の選手、スタッフで新型コロナウイルス感染症や風邪の症状などを訴えている者はいないとしている。また、永石本人にも、発熱および咳、味覚・嗅覚障害などの症状はないという。

 Jリーグでは30日にヴィッセル神戸の酒井高徳に陽性反応が出たことが発表され、翌日にはトップチーム関係者1人の陽性反応も判明。さらに1日にはJ2ザスパクサツ群馬のDF舩津徹也にも陽性判定が出たことが発表されており、Jリーグにも新型コロナウイルス感染症の拡大傾向が徐々にみられているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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