「Jリーグにもコロナが迫る」「イニエスタの同僚が…」酒井高徳の陽性反応をスペイン全国紙がレポート

2020年03月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

「どこに潜んでいるかわからない」

イニエスタ(右)のチームメイトである酒井(左)の感染はスペインでもニュースに。(C) Getty Images

 ヴィッセル神戸は3月30日、所属するDF酒井高徳から、新型コロナウイルスの陽性判定で出たことを明らかにした。

 同日夜、酒井本人が自身のインスタグラムを更新。「プロフェッショナルという精神を掲げ仕事をしていることを自覚し、人数の多い場所に行かない、消毒や手洗いをする等、気をつかって生活をしておりました。しかしこのようなことになり、大変情けなく思っております」とコメントした。

 今のところ体調は良いものの、味覚と嗅覚に問題があることも明かしている。

 これを受けて、スペイン全国紙の『Marca』もこの一報をレポート。「ヴィッセル神戸のイニエスタの同僚、ゴウトク・サカイに陽性反応」という見出しで記事を掲載し、次のように綴った。

「コロナウイルスはJリーグにも到達した。日本のトップディビジョンで、ゴウトク・サカイが陽性反応となった。ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタとセルジ・サンペールのチームメイトは、発熱のために数日間入院した後にクラブが実施した検査の結果、コロナウイルスの陽性であると判明した。ヴィッセル神戸は、サカイ以外の選手やクラブスタッフから感染の症状は出ていないことを確認している」
 
 そして、「クラブ関係者やファンにご迷惑をおかけして申し訳ありません。コロナウイルスはどこに潜んでいるかわからない。他の方が感染していないことを願っています」という酒井のコメントも紹介している。

 世界的には比較的感染拡大が緩やかと見られていた日本で、プロフットボーラーから陽性反応が出たこと、そしてそれがスペイン人2人が在籍する神戸の選手だったことで、スペインメディアもこのニュースに注目したようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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