新型コロナで中断のJリーグが各地でTM…鹿島は栃木と1-1ドロー、静岡ダービーは合計11-2で清水が大勝

2020年03月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

大宮は甲府、YS横浜と連戦で1勝1分

栃木戦で同点ゴールを放った三竿健斗。写真:田中研治

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中断中のJリーグは3月27日・28日、各地でトレーニングマッチを開催した。

 IAIスタジアム日本平で行なわれた清水エスパルス対ジュビロ磐田の"静岡ダービー"は、DAZNで映像配信もされた。1試合目は、35分に小川航基が得点し磐田が先制。その後、清水は後藤優介が2ゴール、磐田は伊藤洋輝のゴールで互いに得点を奪い合い、2-2で最終盤へ。すると終了直前に清水の金子翔太が勝ち越し点を挙げ、トータルスコア3−2で清水が勝利を収めた。

 2試合目となる3・4本目は、清水の攻撃力が爆発。西澤健太が先制点を挙げると、鄭大世がPKを含む3得点、今季ユースから昇格したルーキーの川本梨誉が2得点、同じく市立船橋高卒のルーキー鈴木唯人も得点を挙げ、2試合目はトータルスコア8−0で清水が大勝した。

 DAZN配信されたもう1試合は、名古屋グランパス対横浜FCのカード。45分×2本で行なわれた試合は、開始4分の阿部浩之が決めた得点を守りきり、1−0で名古屋が勝利を収めた。

 鹿島アントラーズはJ2の栃木SCと35分×4本で対戦。2本目に栃木のエスクデロ競飛王に得点を許すが、4本目に、鹿島の三竿健斗がミドルシュートを決め、トータルスコア1−1の引き分けで終わった。
 
 大宮アルディージャはヴァンフォーレ甲府と前後半45分の90分で対戦。17分に嶋田慎太郎の得点で先制するも、66分に甲府の太田修介に得点を許し1−1の引き分けに終わった。

 大宮は続けて午後に、J3のY.S.C.C.横浜と前後半45分の90分で対戦。36分に小島幹敏、62分に富山貴光、89分に大山啓輔が得点を挙げ3−0の快勝を収めた。

 FC琉球は沖縄SVと45分×3本で対戦。1本目は、沖縄SVの高原直泰が得点し琉球が1点を先行。2本目はスコアレスで終えると、3本目は琉球の知念哲也が得点を挙げ1−0で終了、トータルスコア1−1の引き分けに終わった。

 前日の27日、サンフレッチェ広島は45分×3本でガイナーレ鳥取と対戦。1本目は、37分に永井龍が得点し1−0。2本目は、19分に野津田岳人、28分に浅野雄也、33分に東俊希が得点を挙げ3−0。3本目は、23分に松本泰志が得点するが、41分に鳥取の西山雄介に得点を許し、1−1で終えた。トータルスコア5−1で広島が勝利を収めた。

 27日、28日に行われた主なトレーニングマッチの結果は以下の通り。

清水11ー2磐田
名古屋1−0横浜FC
鹿島1−1栃木SC
琉球1−1沖縄SV
大宮1−1甲府
大宮3−0YS横浜
広島5−1鳥取

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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