横浜が福岡からDF實藤友紀を完全移籍で獲得!「とても責任を感じています」と意欲を見せる

2020年03月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

J1には、2クラブで通算で93試合に出場

昨季は32試合に出場し2得点を記録している實藤。写真:徳原隆元

 横浜F・マリノスは3月23日、クラブの公式ホームページでアビスパ福岡所属のDF實藤友紀を完全移籍で獲得したことを発表した。

 CBのほかSBにも対応する31歳のDFは、2011年に川崎フロンターレでプロキャリアをスタートさせると、16年に福岡へ完全移籍。J1では2クラブ通算で93試合に、J2では福岡所属時に81試合に出場するなど経験は十分だ。

 實藤はクラブを通して、以下のようにコメントした。
「はじめまして!アビスパ福岡から加入することになりました實藤友紀です。伝統あるクラブに加われる事に嬉しい気持ちと、とても責任を感じています。今までの経験を生かして1日でも早くチームに貢献出来るように必死にやっていきます。これから応援よろしくお願いします」

 一方福岡の公式HPでは、「まずは、この様なタイミングでの移籍となってしまったことを本当に申し訳なく思っています。そして、皆さんにきちんと挨拶ができないまま、福岡を離れなければいけないことが何よりも心残りです」と別れの挨拶を切り出すと、福岡在籍時の数々の思い出を紹介し、「アビスパ福岡も福岡の街も大好きになり、自分にとっては特別な存在となりました」とファンに感謝を綴った。

 この移籍を伝えた、両クラブの公式SNSには、ファンから以下のような驚きのコメントが寄せられた。
 
「このタイミング?」
「いきなりすぎてビックリします」
「誰かの怪我じゃないといいですけど」
「人格の面でも素晴らしい選手です」
「まじか!素晴らしい」
「ようこそ!!共に闘いましょう!!」
「この時期に、他のチームから選手を引き抜くマリノスのやり方は、嫌いだ」
「再開後には週2試合となると思われるリーグ戦を睨んだな」

 昨年のJリーグ王者の横浜は、的確なリクルーティングでも成功を収めている。そんな王者の"御眼鏡"にかなった實藤は、どのような活躍を見せられるか、今後にも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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