【柏】吉田新監督が所信表明「必ず良い仕事をする」

2015年01月18日 小田智史(サッカーダイジェスト)

吉田監督誕生に向け、3、4年前から動いていた。

会見に臨む新戦力と新監督。左から山中亮輔、大津祐樹、武富孝介、吉田達磨監督、中川寛斗、中山雄太、クリスティアーノ、大島康樹。 (C)SOCCER DIGEST

 柏レイソルが1月17日、柏の葉カンファレンスセンターでスタートミーティング(他クラブの新体制発表会見に相当)を行なった。
 
 新加入選手のお披露目とともに、より良いクラブを目指して、補強戦略をはじめとするクラブビジョンについて、サポーターと意見を交わす同イベントは今年で10回目。新任の吉田達磨監督らコーチ陣、寺坂利之GMらフロント、そして新加入のDF山中亮輔・中山雄太、MF武富孝介・中川寛斗、FW大津祐樹・クリスティアーノ・大島康樹の7選手が出席した。
 
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 5年半続いたネルシーニョ体制から、吉田新体制発足に至った経緯は、寺坂GM曰く「吉田監督ありきで後任を決めた」。アカデミーの旗頭的な存在である吉田監督にトップチームの指揮を任せるプランは、3、4年前からすでに動いていたという。
 
 4つのタイトルをもたらした名将ネルシーニョに代わって指揮を執る吉田新監督は、「トップチームを指揮した経験がなく、不安に思われるのは仕方がないし、覚悟している」と前置きした後、「始動日からの3日間、トレーニングは順調。選手たちに変わることの意識付けはできた。決めたらやる、それが僕の目指すスタイル。必ず良い仕事する」と所信表明を行なった。
 
 2015シーズンのスローガン『MORE』(モア)にも、吉田新監督誕生による想いが込められている。「今、この時を、まず大切に全力で取り組む。そして今より次。今日より明日、明日よりも明後日。『さらに、もっと』」――。アカデミーからトップチームまで芯の通った強化体制を築き、一歩一歩着実に成長しながら、「柏レイソルのサッカー」を表現し、追求していく所存だ。
 
 チームは1月19日から25日までグアムで第1次キャンプ、26日から2月3日まで鹿児島・指宿で第2次キャンプを実施。同5日から2月中旬まで通常トレーニングをこなして、2月17日に今季初の公式戦となるACLプレーオフに臨む予定となっている。

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■2015年のメンバーリスト
Pos. No. 名前 生年月日(年齢)
 
GK
1 桐畑和繁 87.06.30(27)
16 稲田康志 85.06.19(29)
21 菅野孝憲 84.05.03(30)
 
 
 
DF
 
 
 
 
2 藤田優人 86.05.08(28)
3 近藤直也 83.10.03(31)
4 鈴木大輔 90.01.29(24)
5 増嶋竜也 85.04.22(29)
6 山中亮輔 93.04.20(21)
13 エドゥアルド 93.04.27(21)
20 中谷進之介 96.03.24(18)
22 輪湖直樹 89.11.26(25)
27 キム・チャンス 85.09.12(29)
29 中山雄太 97.02.16(17)
 
 
 
 
 
 
MF
 
7 大谷秀和 84.11.06(30)
8 茨田陽生 91.05.30(24)
14 狩野健太 86.05.02(28)
15 武富孝介 90.09.23(24)
17 秋野央樹 94.10.08(20)
19 中川寛斗 94.11.03(20)
25 小林祐介 94.10.23(20)
26 太田徹郎 89.07.02(24)
28 栗澤僚一 82.09.05(32)
 
FW
9 工藤壮人 90.05.06(24)
10 大津祐樹 90.03.24(24)
11 レアンドロ 85.02.12(29)
30 クリスティアーノ 87.01.12(28)
31 大島康樹 96.05.30(18)
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