「簡単な状況ではない」「何が起きても僕らは…」フランクフルトの長谷部誠&鎌田大地がファンへメッセージ!世界の「手洗い事情」も明かす

2020年03月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

ブンデスリーガは中断している

フランクフルト所属の長谷部(右)と鎌田(左)がクラブを通じてコメントを発信した。 (C) Getty Images

 新型コロナウイルスの影響はヨーロッパでも広がっており、ドイツのブンデスリーガも現在は中断している。

 ドイツにおける感染者は8600人を超え、死者は26人となっている(米誌『Newsweek』より)。ここ数日は1日に1000人ペースで感染者が急増しており、メルケル首相は、国境閉鎖に踏み切るとみられている。サッカー界でもハノーファーやヘルタ・ベルリンの選手の陽性反応が判明するなど、深刻な状況だ。

 そんななか、ブンデス1部のフランクフルトに所属する長谷部誠と鎌田大地は、クラブを通じてコメントを発表した。

「現在、世界中が困難に直面していますが、ファンや家族、友人たちが元気でいることを願っています。状況が改善されれば、スタジアムで無事な姿で再会できると思います。そうなることを願ってやみません。簡単な状況ではないですが、皆で一緒になって、この時間を耐えて乗り切りましょう。またきっとすぐにお会いできることを、楽しみにしています」(鎌田大地)

「第一に、皆さんが健康で、そして幸せであることを願っています。どうか自分自身のこと、そして周囲のことに気を付けて過ごして下さい。我々はきっと、この困難を乗り超え、より強くなって再開しましょう。いつでも、何が起きても僕らはともにあります」(長谷部誠)

 さらに、長谷部は自身のインスタグラムでもコメントを発信している。

「世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るっていますね。僕が生活するヨーロッパでもこの1週間でとても大きな影響を受けています。先週の試合は無観客試合でした。サッカーはサポーターと共に成り立っているという事を強く痛感しました」(以下略、原文ママ)

 日本ユニセフ協会大使を務めている長谷部は、「世界の約4割、30億人が家で水と石鹸で手を洗うことが出来る環境にありません」と世界の状況に言及し、手洗いの重要性を発信している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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