本田圭佑、デビューから1試合でリーグ戦が休止。CBF主催大会は無期限の延期、リオ州選手権は15日間の中断が決定

2020年03月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

ブラジルにも新型コロナウイルスの脅威が

デビュー戦では先発出場した本田は、63分までプレーした。(C) Getty Images

 上々のブラジルデビューを飾ったのが、ボタフォゴの本田圭佑だ。

 現地時間の3月15日に行われた、カンピオナート・カリオカ(リオデジャネイロ州選手権)・第3節のバング―戦(1‐1)で、4-2-3-1のトップ下で先発出場した本田は、PKで先制点を挙げるなど小さくないインパクトを残した。

 だが、この試合が無観客で行なわれたことからも明らかなように、ブラジルも例に漏れず、新型コロナウイルスの脅威に晒されている。

 そして16日、ついにCBF(ブラジル・サッカー連盟)が国内主催大会を無期限で延期すると発表。州ごとの大会については、「各連盟の自治を尊重する」とした。

 これを受けて、ボタフォゴのあるリオデジャネイロ州は、州選手権の15日間の中断を決定。サンパウロ州なども休止を発表している。
 
 選手登録の遅れや、インフルエンザによるデビュー戦の回避など、紆余曲折を経てようやくデビューを果たした本田。わずか1試合で、再び実戦から遠ざかることになってしまった。

 ただ、そのデビュー戦でブランクを感じさせないプレーを披露してくれただけに、"再スタート"となる試合でも輝きを放ってくれることだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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