日本の期待の星、久保建英が、JFA（日本サッカー協会）が配信している『Sports assist you～いま、スポーツにできること～』という動画コンテンツに登場した。

　これは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、室内でも取り組むことで健康の維持、促進につながるコンテンツを紹介し、３月11日から無料で配信しているものだ。

　動画では、「みなさんこんにちは。マジョルカ所属の久保建英です」との挨拶から、手洗いの仕方をレクチャーした。

　最初は手の甲と手のひら、次いで指の間やつめなどを念入りに洗う。最後に手首をよく洗い、水で流し、タオルなどでキレイにふき取る。

　最後に、「今はスペインリーグも中断しています。みなさんも少なからず不安などもあるかと思いますが、自分もこっちでできることを精一杯やるので、みなさんもきっちり予防して一緒に乗り越えていきましょう」とのメッセージが添えられた、１分36秒ほどの動画だった。
 

　この動画を投稿したJFAの公式ツイッターには、ピッチ上で溌剌とプレーする久保とは違い、等身大の18歳の初々しい姿が映されていたことに触れ、ファンもほっこりとした様子で、以下のようなコメントが寄せられた。

「めっちゃ初々しい(笑)」
「かわいい」
「これからもちびっ子達のいい目標、いいお手本となってください」
「手洗いの仕方、初めて真剣に見ました」
「親の言うことより絶対聞くと思う笑」

　現在久保がプレーするスペインでも、一時は今週末からの２節にわたりスタンド閉鎖によるリーグ戦の継続を発表していたが、バスケットボールチームの選手が感染したレアル・マドリーの自主隔離が決まったことを受け、「最低でも２節」にわたり中断することが決定。久保の所属するマジョルカと、古巣バルセロナの一戦などがその対象となっている。

　また、14日には、スペイン政府が非常事態宣言を発令。首相夫人の感染も明らかになるなど、その深刻度は増している。

　まずは久保が伝えるように、自分たちのできることを精一杯やるしかない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部