【EL結果一覧】マンUが5発圧勝で8強入りへ前進!鎌田&長谷部スタメンのフランクフルトは2年連続の準々決勝進出に黄信号

2020年03月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

注目の2カードが延期

大量5ゴールで圧勝したユナイテッド。(C) Getty Images

 新型コロナウイルスの影響で、各国リーグ戦が次々に延期や無観客試合での実施になるなか、現地時間3月12日、ヨーロッパリーグのラウンド・オブ16第1レグの6試合が行なわれた。セビージャ対ローマ、インテル対ヘタフェの注目カード2試合は、その新型コロナの影響で、延期となった。

 オーストリアのLASKのホームに乗り込んだ優勝候補のマンチェスター・ユナイテッドは28分、冬の新戦力イガロが巧みなボールキープから左足を振り抜き、先制ゴールを挙げる。58分には、そのイガロのパスを受けたジェームズが、左サイドから中に切れ込んで右足を一閃。鮮やかな追加点を奪った。

 その後もイガロがポスト直撃のシュートを放つなど、ホームチームを押し込んだユナイテッドは、82分にフレッジとのワンツーで抜け出たマタがゴールを奪うと、後半アディショナルタイムにもグリーンウッドとペレイラが加点し、5-0で圧勝。本拠地での第2レグに向けて、十分すぎるほどのアドバンテージを得た。

 長谷部誠と鎌田大地がともに先発したフランクフルトは、スイスのバーゼルとホームで対戦。27分に敵の10番カンポの見事な直接FKで先制を許すと、この1点が重くのしかかる。53分に決定機を迎えたアンドレ・シウバは決めきれず、目下6ゴールで得点ランクのトップに立つ鎌田も不発に終わる。

 逆に73分に、敵のゴールキックから一気にゴール前に運ばれて追加点を許すと、85分にも失点。結局、ホームで0-3と完敗したフランクフルトは、2年連続のベスト8進出は、極めて難しい状況となった。

 そのほか、イスタンブール・バシャクシェヒル、レバークーゼン、シャフタール・ドネツクが先勝。オリンピアコス対ウォルバーハンプトンは1-1のドローに終わっている。

 ラウンド・オブ16の6試合の結果は以下の通り(左側がホームチーム)。

イスタンブール・バシャクシェヒル1-0コペンハーゲン
オリンピアコス1-1ウォルバーハンプトン
レンジャーズ1-3レバークーゼン
ヴォルフスブルク1-2シャフタール・ドネツク
フランクフルト0-3バーゼル
LAS0-5マンチェスター・ユナイテッド

※インテル対ヘタフェ、セビージャ対ローマは延期

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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