「不謹慎だ」「二流の証…」記者にわざと咳を浴びせて取材ゾーンを去ったD・コスタに非難殺到!

2020年03月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

現場に居合わせた記者も苦言

早々にベンチに下げられ、不満を隠しきれなかったD・コスタだが、試合後は上機嫌でミックスゾーンに現われ……。 (C) Getty Images

 王者リバプールとの激闘を制したアトレティコ・マドリー。だが、試合後にスペイン代表FWが見せた振る舞いが非難を浴びている。

 現地時間3月11日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)ラウンド・オブ16の第2レグで、アトレティコは敵地アンフィールドでリバプールと対戦し、延長戦にもつれ込む激闘の末に3-2と勝利。2戦合計スコアを4-2として8強進出を決めた。

 難所とも言えるアンフィールドで凱歌をあげたアトレティコ。当然、選手たちが上機嫌でスタジアムを去っていくなか、スペイン代表FWジエゴ・コスタの見せた振る舞いはいただけなかった。

 試合後、ミックスゾーンに現れたD・コスタは、質問を投げかける記者陣に対して、わざとらしく咳を吹きかけ、ニヤリと笑いながら足早に立ち去っていったのだ。

 もちろんこれは、いたずら好きとして知られるD・コスタなりのジョークだったのだろう。しかし、世界規模で新型コロナウイルスの蔓延し、世界保健機関(WHO)が"パンデミック宣言"をするなかでは、あまりにナンセンスな振る舞いとも言える。

 それだけに、この行為には非難の声が殺到した。現場に居合わせていた英紙『Daily Mail』のドミニク・キング記者は、自身のツイッターで次のようにつぶやいている。

「全くもってユーモアなんかじゃない。D・コスタは、ミックスゾーンでスペイン・メディアからの問いかけを無視して、咳をしながら去っていった。そして現場で笑っていたのは彼だけだった。面白くもなければ、適切でもないのに……」

 一部始終を抑えたスペイン・メディア『El Chiringuito』がツイッターで問題のシーンを公開すると、ファンからもバッシングが殺到した。

「こいつの馬鹿げた振る舞いは今に始まったことじゃない」
「何を言っても無駄」
「不謹慎だ」
「こいつの価値はなんだ?」
「ユーモアのセンスがない」
「いつもこうだ。彼はバカ丸出しなんだ」
「最低だ」
「非常識。いったい何歳なんだ」
「これで何かが起きるだけではないけど、明らかにすべきことじゃない」
「二流プレーヤーの証だ」

 D・コスタの軽率極まりない行ないは、欧州王者からの劇的な勝利に泥を塗る結果となってしまった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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