開始早々から差を広げ――
鮮やかなドッペルパックを記録したザビツァー。このキャプテンのゴラッソがちーうを勝利に導いた。 (C) Getty Images
現地時間2月19日、チャンピオンズ・リーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦の第2レグがレッドブル・アレーナで行なわれ、レッドブル・ライプツィヒとトッテナムが対戦した。
ベスト8進出が懸かった注目の一戦。その先手を取ったのは、現地時間2月19日に行なわれた第1レグで1-0と勝利していたRBライプツィヒだ。10分、バイタルエリアでフリーとなったザビツァーが思い切りよく右足を振り抜いて、豪快なミドルシュートをゴール左下隅へ突き刺したのだ。
幸先よく先手を取ってベスト8行きを大きく引き寄せたホームチームは、21分に左サイドを攻め上がったアンヘリーニョのクロスをザビツァーがヘディングシュートでねじ込んで追加点を挙げた。
一方の大きなビハインドを背負ったトッテナムは、ケインとソン・フンミンの"飛車角"が故障で長期離脱、さらに新鋭FWベルフバインも重度の捻挫で抜けた影響から鋭い攻撃を見せられず……。相手守備陣を脅かすシーンをほとんど生み出せずに前半を終えた。
ベスト8進出が懸かった注目の一戦。その先手を取ったのは、現地時間2月19日に行なわれた第1レグで1-0と勝利していたRBライプツィヒだ。10分、バイタルエリアでフリーとなったザビツァーが思い切りよく右足を振り抜いて、豪快なミドルシュートをゴール左下隅へ突き刺したのだ。
幸先よく先手を取ってベスト8行きを大きく引き寄せたホームチームは、21分に左サイドを攻め上がったアンヘリーニョのクロスをザビツァーがヘディングシュートでねじ込んで追加点を挙げた。
一方の大きなビハインドを背負ったトッテナムは、ケインとソン・フンミンの"飛車角"が故障で長期離脱、さらに新鋭FWベルフバインも重度の捻挫で抜けた影響から鋭い攻撃を見せられず……。相手守備陣を脅かすシーンをほとんど生み出せずに前半を終えた。
第1レグの勢いそのままにライバルとの差を広げたRBライプツィヒ。迎えた後半は、相手にボールを持たせながら、機を見てはカウンターを炸裂させる巧みな戦いを見せる。
かたやトッテナムは、やはり前線でタメを作り出せるタレントがいない影響が大きく、単調な攻撃に終始。頼みの綱であるロ・チェルソとアリのコンビも、自陣に引いて守る相手の堅牢を崩すためのアイデアも欠き、時間を淡々と浪費していった。
70分を過ぎてからも試合のペースをコントロールし続けたRBライプツィヒは、粘り強い守りでトッテナムを圧倒。そして、86分に投入されたフォシュベリが、わずか1分後にゴール前の混戦から強烈な一撃を決め、ホームチームが勝負の趨勢を定めた。
結局、最後まで粘り強い守備で危なげなく応戦したRBライプツィヒは3-0と勝利。アグリゲートスコア4-0でトッテナムを打ち破ってクラブ史上初となるCLベスト8進出を決めた。
構成●サッカーダイジェストWEB編集部