現地時間２月21日に開催されたラ・リーガ第25節で、躍動したのがマジョルカの久保建英だ。

　６試合ぶりにスタメンに名を連ねた18歳は、27分に、左サイドを抉って丁寧なパスで主砲アンテ・ブディミルのゴールをアシストすれば、２－３と１点ビハインドで迎えた70分には、ドリブルで持ち込んで、巧みなフェイントから右足を振り抜き、DFの股を抜く鮮やか安同点弾を決めてみせた。

　１点目のクチョ・エルナンデスのゴールにも絡み、全３得点を演出。試合は３-３のドローに終わったものの、強烈なインパクトを残した。
 

　28日、第26節のヘタフェ戦の前日会見に臨んだマジョルカのビセンテ・モレーノ監督が、その日本代表MFについて称賛した。クラブの公式ホームページに掲載されている。

「タケは成長しているし、経験を積んで、スタメンの選択肢になり得るところを見せている。まだ成長過程だが、我々が望むことを見せてくれているし、彼には満足している」

　ブディミルやクチョとの連係も良好で、明らかに攻撃で違いを作り出している久保。指揮官の評価も上がっているようだ。ラ・リーガ屈指の強度を誇るヘタフェとの一戦で、２試合連続のスタメンを勝ち取り、結果を残せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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