柏が開幕戦4発で好スタート! 江坂任&オルンガがともに2得点、札幌との打ち合いを制す

2020年02月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

オルンガが公式戦3戦連発!

開幕戦で2得点を挙げた江坂。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 2月22日に、2020シーズンの開幕戦の4試合が各地で開催された。三協フロンテア柏スタジアムでは柏対札幌の一戦が行なわれ、4-2で勝利を収めた柏が白星発進を決めた。

 16日にルヴァンカップでG大阪に勝利し、勢いに乗りたい柏は、負傷離脱した中村航輔に代わり、6日前の試合でも好セーブを連発したキム・スンギュが先発入り。ペトロヴィッチ監督就任後、リーグ開幕戦では2連敗中という流れを払拭したい札幌は、鈴木武蔵、チャナティップがシャドー、ジェイが1トップという、昨シーズンもよく見られた前線の並びで得点を狙いに行く。

 柏は13分に、右サイドのオルンガからの横パスを中央で受けた江坂任が、ドリブルでペナルティーエリア左に進入し左足を振り抜く。シュートはファーサイドのネットを揺らし、ホームチームが幸先良く先制する。

 アンカーを務める三原がワイドにボールを展開して攻撃のリズムを作ると、20分にもカウンターからGKキム・スンギュのロングフィードを左サイドの敵陣深くで受けたオルンガが、飛び出していた相手GKを交わし、ドリブルでペナルティエリア内にボールを持ち込む。そこから無人のゴールへ向けて右足で落ち着いてシュートを放ち、追加点を挙げる。オルンガは驚異の公式戦3戦連発となった。
 
 2-0の柏リードで迎えた後半は、両チームともに球際で激しくチェックし合い、目まぐるしく攻守が入れ替わる見ごたえのある展開に。
 
 ここまで決定機を多く作っている柏は、53分にもクリスティアーノのゴール前への丁寧なパスから江坂任がチームの3点目を決めて開幕戦で2ゴールの活躍を挙げる。さらに65分にもオルンガが再び決めて4点をリードした。
 
 その後札幌に、68分に荒野拓馬、76分に鈴木武蔵に得点を決められ2失点したものの最後までリードを守り切り、4-2で柏が開幕勝利を飾った。
 
 次戦は26日にルヴァンカップを挟み、柏は3月1日にアウェーで横浜FCと、札幌もアウェーで2月29日に川崎と相まみえる。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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