まさに圧巻のパフォーマンスだった。

　現地時間２月21日に開催されたラ・リーガ第25節のベティス戦（３-３）で、マジョルカの久保建英は６試合ぶりに先発出場。５試合連続でベンチスタートだったこれまでの鬱憤を晴らすかのような活躍を見せた。

　16分にカットインからの左足シュートで、クチョ・エルナンデスの先制弾を呼ぶ込むと、27分にはそのクチョからのパスを受けて、左サイドから絶妙の折り返し。主砲アンテ・ブディミルのゴールをアシストした。

　２－３と１点ビハインドで迎えた70分には、中央でひとりをかわして、巧みなフェイントから右足を一閃。見事な同点ゴールを決め、全ゴールに絡む出色の活躍を披露した。
 

　ここまで１分け10敗と苦手なアウェーゲームでの勝点奪取に貢献した久保は試合後、久々に自身のインスタグラムを更新。「とても厳しかったけど、ポイントに値する。次の試合もこれを続けていこう！」というメッセージとともに、チームメイトと喜びを分かち合う写真を２枚投稿した。１枚はクチョをおんぶしているもの、もう一枚はブディミルと肩を組んでいるものだ。

　この投稿に、日本はもちろんスペインのファンも反応。次のようなコメントが続々と寄せられている。

「ゴラッソだ」
「君はクラッキだ」
「いいぞ、タケ！」
「おめでとう」
「謙虚だし本当にいい選手」
「レアル・マドリーは君を必要としている」
「ナイスゴール！」

　再び眩い輝きを放った日本の至宝。残り13試合での爆発を、ファンは望んでいることだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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