「煮えたぎるほど熱い!」イニエスタの“ACL来訪”に韓国メディアもファンも大興奮!

2020年02月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

水原は16年ぶり。「縁起の悪い場所だろう」

ACL制覇に並々ならぬ意欲を見せるイニエスタ。韓国ファンの前でも妙技を連発するか。写真:徳原隆元

 現地水曜日、韓国・水原で行なわれるのがアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第2節、水原三星vsヴィッセル神戸の一戦だ。

 月曜日、神戸のトルステン・フィンク監督は韓国遠征に参加するメンバーについて「外国籍の3選手は登録された」と言及。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの帯同は決まっており、試合当日のメンバー入りもほぼ間違いないと見られている。

 この一報を受け、色めきだっているのが韓国メディアだ。大手スポーツサイト『Sportal Korea』は「最大の関心事はイニエスタだ。韓国のファンにとっても待ちに待った瞬間がやって来る」と綴り、「チケットの発売初日だけで2万枚が売れた。水原のACLにおける平均観客動員は1万4000程度。異例の人気ぶりと言える」と伝えている。

 さらにクラブ関係者の談話も紹介。「(水原の)気候はここ数日でとても寒気が強くなっているが、ファンの想いは煮えたぎるほど熱い。イニエスタのプレーを楽しみにしているんだ」とのことで、チケット売り上げの伸び次第では、4万超の大観衆で埋め尽くされる可能性も十分にあるという。

 
 イニエスタが水原を訪れるのは、今回が初めてではない。バルセロナ時代の2004年以来、実に16年ぶりで、当時はプレシーズンマッチで相まみえた。ゾラン・ウルモフの強烈なFKで水原が1-0で勝利したといい、『Sportal Korea』は「イニエスタにとっては縁起の悪い、良い思い出のない場所なのだ。はたして水原はその再現を果たせるだろうか」と記している。

 ゼロックス・スーパーカップでJ1王者の横浜F・マリノスをPK戦の末に下し、ACL初戦のジョホール(マレーシア)戦は5-1の圧勝と、好調を維持する神戸。昨季から続く公式戦記録を「8」に伸ばせるかどうか。大アウェーの雰囲気のなか、やはり"千両役者"のハイパフォーマンスに期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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