「申し訳ないけど、このクラブを…」ラモス瑠偉氏がヴェルディのチームダイレクターに!就任会見で語ったことは?

2020年02月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

ビーチサッカーの代表監督を契約満了で退任

「魅力あるサッカーを取り戻したい」と語るラモス瑠偉チームダイレクター。写真:徳原隆元

 東京ヴェルディは2月10日、クラブの公式ホームページでOBのラモス瑠偉氏が、チームダイレクターに就任することを発表した。

 ヴェルディの前身、読売クラブからチームを支えたラモス氏は、Jリーグ発足以降も数々のタイトル獲得に貢献。クラブに黄金期をもたらす一方で、日本代表でも中心選手として活躍した。1998年に引退後は、ヴェルディのほか、柏レイソルでコーチ、FC岐阜で監督を務めるなど指導者としてキャリアを重ねた。

 脳梗塞を患い、一線を退いている時期があったものの、昨年はヴェルディのアドバイザーとしてクラブを支えながら、ビーチサッカーの日本代表監督も兼務。ビーチ・ワールドカップでベスト4に導く手腕を見せた。
 
 そのビーチサッカーの代表監督を契約満了で退任した後に決まった今回の就任に際して、闘将は次のように意気込みを語った。

「他の人には申し訳ないけど、僕はこのクラブを誰よりも愛している」
「明るい、面白いヴェルディを取り戻したい」

 ユースから優秀な選手を毎年輩出しているものの、12シーズン連続でJ2を戦うことになるヴェルディ。勝者のメンタリティーを持ったラモス氏の下で、かつての栄光を取り戻せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【ラモス瑠偉会見 PHOTO】"ミスターヴェルディ"がチームダイレクターに就任
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事