「サッカーよりもはるかに大きな問題」AFCが声明を発表。新型肺炎の影響でACLのGL前半戦が延期に

2020年02月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本勢も3試合が該当

室屋のゴールなどでフィリピンのセレスネグロスを下しACL本戦に参加するFC東京。(C)SOCCER DIGEST

 AFC(アジアサッカー連盟)は、現地時間2月4日にマレーシアのクアラルンプールで開催された緊急会議の決定を公式ホームページで発表した。

 内容は、ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)東地区グループリーグの前半3試合で、中国スーパーリーグのクラブ(北京国安、上海上港、上海申花、広州恒大)が絡んだ試合を延期することが決定した。日本勢ではグループリーグ第3試合に組まれている3試合が該当する。

 中国・武漢が発生源とされる、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて決定された措置で、各試合の21日前までに最新の状況を見て判断し、14日前までに中立地での開催に移行するという措置もとられるようだ。
 
 また、公式ホームページには、AFCゼネラルセクレターは次のような声明を発表。

「私たちは困難な状況の中で集まって、すべてのプレーヤー、役員、利害関係者、ファンの安全とセキュリティを確保しながらサッカーをするための解決策を見つけました。

 このコロナウイルスはサッカーよりもはるかに大きな問題であり、影響を受けたすべての人たちが一日も早く健康に戻ることを願っています」

 現在決定している日本勢の延期試合は以下の通り。

●ヴィッセル神戸―広州恒大 3月3日→5月26日・開催地未定
●FC東京―上海申花 3月4日→5月27日・開催地未定
●横浜F・マリノス―上海上港 3月4日→5月27日・開催地未定

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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