「今の立場に納得はしていないだろうが…」年明けからベンチスタートが続く大迫勇也にブレーメン指揮官が言及

2020年02月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼らの能力に申し分はない」

ウインターブレイク明けからベンチスタートが続いている大迫。 (C) Getty Images

 ドイツ1部、ブンデスリーガのブレーメンに所属する大迫勇也。シーズン開始直後は第4節のウニオン・ベルリン戦まで先発を飾り、4試合・3ゴールと上々の滑り出しを見せていた。

 しかし、この試合で負傷してしまい、1か月ほど戦線を離脱。復帰後は12月末までの8試合に先発したが、1ゴール・1アシストとFWとしては寂しい結果に。さらにチームの調子も良くなく、降格圏に沈んでいた。

 そして、ウインターブレイクを挟んだブレーメンで、ここ3試合で大迫はベンチスタートとなり、出場時間は36分にとどまっている。さらに、大迫と同様、ヨハネス・エッゲシュタインも出場機会が激減している。

 チームを率いるフロリアン・コーフェルト監督は、このふたりについて、ドルトムント戦に臨む前日会見でこう語っている。

「彼はケガから復帰した後も不調が続いていて、ここ2週間でやっと通常のトレーニングに十分に取り組めるようになった。ユウヤはもちろん、自分自身のパフォーマンスに満足していないし、置かれた立場には納得していないだろう。トレーニングの様子を見てもそれはよく分かる。もちろん、シーズンが始まった頃のようなパフォーマンスになってほしいし、その手助けをする用意もある」

 そして、現地時間2月4日にDFBポカールのラウンド・オブ16で対戦するドルトムント戦において、出番が訪れる可能性にも言及した。

「根本的に、私はユウヤとジョジョ(エッゲシュタインの愛称)のスキルを信じているし、選択肢から消しているわけではない」

 今冬に加入したアーリング・ハーランドが絶好調なドルトムントとの一戦で、大迫にプレーの場は与えられるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

 
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