「鹿島の精神的柱」内田篤人が全治4週間の負傷…「しっかり治して帰ってきてください」とファンも応援

2020年02月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

2月1日のPSMで先発出場していたが…

水戸とのPSMに先発出場する内田。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 鹿島アントラーズは2月4日、クラブの公式ホームページで内田篤人が右下腿三頭筋損傷で、全治4週間の見通しだと発表した。開幕戦には間に合わない見通しだ。

 内田は、2月1日に行なわれたプレシーズンマッチの「いばらきサッカーフェスティバル2020」の水戸ホーリーホック戦に先発出場。しかし、65分に自らの足でピッチを離れると、そのまま杉岡大暉と交代になっていた。

 鹿島は元日の天皇杯決勝後から束の間の休息を経て8日にはキャンプに入り、ACLプレーオフではメルボルン・ビクトリーと対戦するも0-1で敗退。アジア王座奪還の夢が早くも潰えたうえに、現在のクラブで精神的支柱とも言える内田が戦線を離脱することに。プレシーズンは芳しくない結果となってしまった。
 
 内田負傷のニュースを投稿したクラブの公式SNSには、以下のようなファンからの応援メッセージも寄せられた。

「鹿島の精神的柱、篤人待ってます!」
「ピッチ外でチームを引き締めてほしい」
「ゆっくり治してください」
「しっかり治して帰ってきてください」
「あなたの経験が今の若い鹿島の選手への良い見本」
「シーズン後半の大事な局面で活躍して欲しい」

 プレシーズンマッチでは東福岡高から加入の荒木遼太郎が決勝点を挙げ、静岡学園高から加入の松村優太が持ち前の突破力を披露して存在感を発揮するなど、将来性のある若手の躍動も目立っていた。昨季は無冠に終わってしまった"常勝軍団"を立て直し、若手の成長を促すためにも、"勝者のメンタリティ"を備え、数々の試練を潜り抜けてきた内田の一日も早い復帰が待たれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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