森保ジャパンをU-23韓国代表監督が挑発!?「東京五輪では日本より上に行く!」と自信満々

2020年01月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

運命の組み分け抽選会は4月20日に開催

アジア大会に続いて、日本が早期敗退を余儀なくされたU-23アジア選手権も制した韓国。五輪本番の目標は2大会ぶりとなるメダル奪取だ。(C)Getty Images

 勢いに乗るU-23韓国代表の指揮官が、強気の発言だ。

 現地1月30日、ソウル市内で"優勝報告会見"が行なわれた。壇上に上がったのは、東京五輪・アジア最終予選を兼ねたU-23アジア選手権(タイ)で韓国代表を全勝優勝に導いたキム・ハクボム監督である。2年前にジャカルタで開催されたアジア大会でもU-23代表チームを率い、見事に金メダルをもたらした名伯楽だ。

 全国スポーツ紙『スポーツソウル』によると、キム監督は「コーチ陣が選手を信じ、選手がコーチ陣を信じてやり遂げた結果だ。オリンピック本大会でも挑戦を続ける」と話し、夏の本番に向けて、次のように具体的な目標を掲げた。

「監督はどんな大会からも逃げてはならない。オリンピックも同様に、選手たちを信じる。(オリンピックも)世代別大会なので、我々は十分に挑戦することができるはずだ。また日本で開かれるため、ホームのような利点を得ることもできるだろう。目標はメダルの獲得。なにを置いても、日本より上位にありたいと思う。だからこそ、その目標を立てたのだ」

 さらに同監督は「本大会の1か月前からメンバーの招集が可能になると聞いた。日本と似たような環境で、みっちりと練習するつもりだ」と語った。

 
 U-23日本代表を率いる森保一監督が狙うのは、もちろん金メダルだ。U-23アジア選手権ではグループリーグ敗退の憂き目に遭ったが、これからの半年間でどれだけチーム力を高め、最適解を見い出せるか。いずれにせよ地元で頂点に目ざす日本にとって、本気度マックスの韓国は強力なライバルとなるだろう。

 東京五輪サッカー競技(男子)はこれまでに12か国の出場が確定。残るは南米2枠と北中米・カリブ海2枠の計4枠で、4月1日に全16チームが出揃う予定だ。そして運命のグループリーグ組み分け抽選会は、4月20日に東京・NHKホールで開催される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
参照元●スポーツソウル日本語版

【画像】韓国女子代表のビーナス、イ・ミナの厳選フォトをチェック!
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事