インテルがエリクセン獲得を正式発表! 悲願のスクデットに向け3人目の補強!

2020年01月28日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

トッテナムにとっては移籍金が取れる最後のタイミング。

インテル移籍が決定したエリクセン。(C)Getty Images

 現地時間1月28日、インテルはトッテナムからデンマーク代表MFのクリスティアン・エリクセンを獲得したと発表した。契約は2024年6月までの4年半契約で、『スカイ・イタリア』など現地メディアによれば移籍金は2000万ユーロ(約25億円)と伝えられている。
 
 現在27歳のエリクセンは、アヤックスから2013年8月にトッテナムに加入。以降、長きに渡って主力として活躍してきたが、19年夏に退団を志願。当時は好条件のオファーが届かず残留したものの、今シーズンが始まると20年6月で切れる契約の延長交渉を拒否する。トッテナムは移籍金が取れる最後のタイミングである今冬の売却を決断した。
 
 今冬はそもそも本人の第一希望だったとされるレアル・マドリーをはじめ、バルセロナ、ユベントス、バイエルンなども興味を示していたが、最終的にはインテルと契約。アントニオ・コンテ監督の3-5-2システムではインサイドハーフが主戦場になりそうで、3-4-1-2にシステム変更してのトップ下起用もありえそうだ。
 
 インテルは今冬すでに、WBとしてアシュリー・ヤング(←マンチェスター・U)とヴィクター・モーゼス(←フェネルバフチェ)を迎えており、エリクセンは3人目の新戦力。さらに現在はCFオリビエ・ジル―(チェルシー)の獲得交渉も進めており、コンテ監督が懸念していた選手層の薄さは大幅に改善されそうだ。
 
 インテルは現在セリエA2位で、首位ユベントスとの勝点差は3。新戦力の力を追い風に、悲願のスクデットを獲得できるだろうか。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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