日本撃破のサウジアラビアが東京五輪へ!終盤の決勝点でウズベクを1-0で下し6大会ぶりの出場!

2020年01月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半はウズベキスタンが押し気味に試合を進めたが…

サウジアラビアが東京五輪への出場権を掴んだ。(C) Getty Images

 東京五輪予選を兼ねたU-23アジア選手権は1月22日、準決勝のウズベキスタン対サウジアラビアの一戦が行なわれ、今大会で日本を2対1で破ったサウジアラビアが1対0で勝利を収め、東京五輪への出場権を得た。

 試合は互いに慎重な立ち上がりを見せるものの、15分過ぎからともにチャンスをつくり出し、決定機も創出。だが、ゴール前での粘り強い身体を張った守備の前に、ゴールを割ることができない。前半は0-0で折り返す。

 後半に入ると、ウズベキスタンが攻勢を仕掛ける。ヤクシボエフを中心にゴールに迫り、決定機をつくり出すが、ゴールを奪うには至らない。すると、88分、サウジアラビアはアル・オムランのミドルシュートにアル・ハムダンが触り、ネットを揺らす。サウジアラビアがついに先制する。さらにサウジアラビアは前掛かりに攻め込んだウズベキスタンの裏を突いてガリーブが追加点を挙げたかに見えたが、これはオフサイドを取られた。

 しかし結局、試合は1-0のままタイムアップ。サウジアラビアがウズベキスタンを下し、6大会ぶりの五輪出場を決めた。 

 東京五輪への出場権を勝ち取ったサウジアラビアは、26日の決勝で準決勝のもう1試合、韓国対オーストラリアの勝者と対戦する。一方のウズベキスタンは、東京五輪アジア代表の最後の椅子を懸けて、韓国対オーストラリアの敗者と25日の3位決定戦で相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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