「考え方や哲学など多くのことを学びたい」J3岩手がドルトムントとのパートナーシップ協定締結を発表!

2020年01月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

ドルトムントが岩手の育成部門をサポート

パートナーシップ協定締結したボルシア・ドルトムントといわてグルージャ盛岡。※岩手の写真は2017シーズン 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 J3のいわてグルージャ盛岡は1月21日、ブンデスリーガ(ドイツ)のボルシア・ドルトムントとパートナーシップ協定の締結したことを発表した。

 パートナーシップ協定は主に、岩手の育成部門がトップクラスへ発展することや、アカデミー選手およびスクール生に対するサポートが目的となっている。

 岩手はリリース内で、サッカー強豪国であるドイツのブンデスリーガで確固たる地位を築き上げているドルトムントの強みは、"幼少期からの選手育成"であると説明。下部組織出身のマリオ・ゲッツェやマルコ・ロイス、マルセル・シュメルツァーなどを育て上げたメソッドを学びたいとした。

 岩手の宮野聡社長は、「BVB(ボルシア・ドルトムント)は長い歴史を持ち、世界でもトップクラスの育成部門を持つクラブ。私たちはまだ若いクラブでBVBからサッカーに対する考え方や哲学など、多くのことを学びたい。このパートナーシップが実りあるものとなることを信じている」とコメントしている。
 
 またドルトムントも、岩手を新たなドルトムントファミリーとして迎えることに対しての喜びと、協定を結ぶ理由についての声明を発表した。
 
「ユースディベロップメント(育成強化)は我々クラブにとって重要な部分であり、今回いわてグルージャ盛岡という新たなアジア地域のクラブとの提携を通じて、その知見の共有をさらに進めることができることを喜ばしく思う」
 
 なお、パートナーシップ協定のさらに詳しい詳細等は、盛岡市内にて本日21日16時から記者会見を行ない、その模様は追って案内するとしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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