「オリンピックでプレーしたい」ネイマールが東京五輪を目指す!? コパ・アメリカとのダブルヘッダーに意欲示す

2020年01月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

2016年にはOA枠でオリンピックに参加

母国開催のオリンピックでチームを優勝に導いたネイマール。 (C) Getty Images

 まさかの人物が、東京五輪に名乗りを挙げた。

 パリ・サンジェルマンに所属するネイマールは、現地時間1月12日に行なわれたモナコ戦に先発。ネイマールは2ゴールを決める活躍を見せたが、試合は3-3に終わっている。

 試合後、ミックスゾーンでインタビューに応じたネイマールは、「夏に開催されるコパ・アメリカと、オリンピックでプレーしたい」と明かした。米スポーツ局『ESPN』のパリSG番記者、ジョナサン・ジョンソン記者が伝えている。

 「僕の準備は整いつつある」と前置きしたネイマールは、「コパ・アメリカと、オリンピックの両方でプレーしたいと考えている。ただ、少し複雑な事情が絡むから、詳しいことはパリSGに訊ねてくれ」とコメントしたのだ。
 
 五輪は国際Aマッチの扱いではないため、選手の招集にクラブが応じなければならないという義務は発生しない。しかし、現時点でパリSGではフランス代表FWキリアン・エムバペも出場意欲を示しており、クラブとしては主力ふたりが抜ける事態を歓迎しにくいだろう。

 だが、ジョンソン記者は「ネイマールは『バルサに居たときは、このふたつに参加できていない。だから、何らかのかたちでブラジルに貢献したいんだ』と語り、本気であることを強調した」と伝えている。 

 ネイマールは2016年に母国ブラジルで開催されたリオデジャネイロ・オリンピックにオーバーエイジ枠で参加し、優勝に多大な貢献をしている。

 これまで、ネイマールやエムバペのほかにも、レアル・マドリーのセルヒオ・ラモスやバルセロナのジェラール・ピケ(ともにスペイン代表)、リバプールのモハメド・サラー(エジプト代表)といったビッグネームも、東京五輪の参加を希望していると報じられている。

 パリSGをはじめ、ビッグクラブのフロントはスターのオリンピック参加を容認するのだろうか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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