【横浜】連覇に向けて王者が始動! 指揮官は「良いスタートが切れた」と満足気

2020年01月11日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「謙虚に、また優勝を目指してやっていきたい」(扇原)

J1王者の横浜が1月11日に始動。翌日からは沖縄キャンプに入る。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 1月11日、J1王者の横浜F・マリノスが2020年シーズンに向けて始動した。就任3年目のアンジェ・ポステコグルー監督がピッチに姿を現わすと、練習場に集まった多くのファン・サポーターが大きな拍手。昨季、チームに15年ぶり4度目のリーグタイトルをもたらしたオーストラリア人指揮官は丁寧にお辞儀で返した。

 初日のトレーニングはランニング、フィジカル、パス回し、ハーフコートでのミニゲームといった内容で、タイで開催されているU-23アジア選手権に参戦中の遠藤渓太をのぞく選手たちが、意欲的にメニューをこなしていった。

 水沼宏太やオナイウ阿道ら9人の新戦力たちも軽快な動きでボールを追いかける。リーグ連覇や久々のACLに挑む今季の陣容について、ポステコグルー監督は「今回も強化部が素晴らしい働きを見せてくれた。自分が求めている選手、スタッフが集まってくれた。良いスタートが切れたと思う。非常に楽しみだ」と満足を示した。

 来るべき新シーズンに向けて、扇原貴宏は「今年は本当に厳しいシーズンになると思う。また一からのスタート。謙虚に、また優勝を目指してやっていきたい」と意気込む。チームの雰囲気については、「すごく良い。新しい選手たちもモチベーションを高くやってくれているので。一年を通して、こういう良い練習ができたらいい」と印象を語った。

 チームは同日に新体制発表会を実施し、翌12日から沖縄での春季一次キャンプに入る。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 
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