名古屋が元ブラジル代表MFジャジソンを獲得!? 元同僚のジョーが熱烈勧誘「日本行きは困難ではない」

2020年01月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

シャフタールで長く活躍

ブラジル代表の経験もあるジャジソン。その実力と経験値に疑いの余地はない。 (C) Getty Images

 2010年以来のJ1制覇を目指す名古屋グランパスに頼もしい助っ人が加わるかもしれない。

 現地時間1月8日、ブラジル・メディアの『1News』は、名古屋が、コリンチャンスに所属する元ブラジル代表MFジャジソンの獲得に迫っていると報じた。

 現在36歳のジャジソンは経験豊富なマルチアタッカーだ。2005年から7年間在籍したウクライナの強豪シャフタール・ドネツクでは、攻撃の中心のひとりとして5度のリーグ制覇とUEFAカップ(08-09)制覇に貢献した。

 ブラジル代表としても2013年のコンフェデレーションズカップ優勝を経験したアタッカーは、17年2月から母国の名門コリンチャンスで背番号10を付けてプレー。だが、昨シーズンは、公式戦23試合でノーゴールに終わり、放出候補となっていた。

 そんなベテランMFの動向について報じた『1News』によれば、この1月にチアゴ・ヌネス監督が就任して新体制を発足させたコリンチャンスは、古株でもあるジャジソンの売却に向けて動き出しているという。17年にコリンチャンスで1シーズンともにプレーし、現在名古屋でプレーする元ブラジル代表FWのジョーが勧誘していることも日本行きを加速させる要因となっているようだ。

『1News』は、ジャジソンの動向について、こう続けている。

「経験豊富なMFは、新監督の構想から外れ、コリンチャンスからは事実上の放出をされているため、日本行きはそれほど困難ではない。そのため、ジャジソンが名古屋でプレーする可能性は、現実味を帯びている」

 昨シーズンは残留争いに巻き込まれ、来る新シーズンに向けての再起を誓う名古屋は、新たな大物助っ人の獲得を実現させられるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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