「信じがたい」「自爆としか言いようが…」マンUのDFが痛恨の”空振りタックル”! 現地サポから非難轟々

2020年01月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

3失点で宿敵に完敗したゲームで…

シティとのダービーで先発の機会を与えられたジョーンズだったが……。 (C) Getty Images

 現地時間1月7日、イングランドのカラバオカップ(リーグカップ)の準決勝第1レグで、マンチェスター・ユナイテッドは、宿敵のマンチェスター・シティと対戦。1-3で敗れた。

 後半にマーカス・ラッシュフォードのゴールで1点を返したとはいえ、ホームのオ-ルド・トラフォードで前半に3失点しての惨敗に、オレ・グンナー・スールシャール監督は「前半は、今までに経験したことがない最悪の出来だった」と嘆いた。

 ユナイテッドのOBであるダレン・フレッチャーは、英衛星チャンネル『Sky Sports』の生中継に出演。古巣の問題点をこう指摘している。

「彼らはリーグでの結果に満足して、カップ戦を軽視した。それがこの結果だ。シティに負けて当然。試合前にスールシャールは若い選手たちを褒めていたが、チームとしては彼らを正しい方向に導くリーダーが不在だ。チームとしての成熟には程遠い」

 さらに、英紙『Daily Mail』によれば、この試合に先発したイングランド代表DFフィル・ジョーンズへ、サポーターから非難の声が上がっているという。

 その場面は38分、敵陣でボールを失ったユナイテッドが、シティのカウンターを食らったところから始まった。

 DFの跳ね返したこぼれ球に反応したシティのケビン・デ・ブルイネが、がら空きになった左サイドを猛然と駆け上がる。ペナルティーエリア手前で追いついたジョーンズは、果敢にタックルでボールを奪おうとするも、フェイントに引っ掛かって大きく空振り。ベルギー代表MFはジョーンズを置き去りにし、フリーでのシュートが可能になった。

 このシュートは間一髪でGKが防いだものの、跳ね返ったボールがディフェンスに戻ったアンドレアス・ペレイラの足に当たってオウンゴールに。ジョーンズの不用意なタックルから、シティに3つ目のアウェーゴールを与えてしまったのは明らかで、サポーターの声も辛辣だ。

「もし俺がジョーンズなら、明日にも引退を考えるだろう」
「2020年も彼がこのクラブでプレーしているということが、最も信じがたい事実だ」
「デ・ブルイネはジョーンズの人生に幕を引いた」
「彼の自爆としか言いようがない…」

 ちなみにジョーンズは今シーズン、プレミアリーグでは13節のシェーフィールド・ユナイテッド戦に45分間出場したのみ。公式戦すべて合わせても6試合と、出番に恵まれていない。

 1月30日には、敵地での第2レグが行なわれる。はたしてジョーンズには、名誉挽回のチャンスを与えられるだろうか。 

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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