ポグバ獲得を目指すマドリー、ベイル、イスコ、モドリッチ、クロースを“犠牲”してマンUに迫る!?

2020年01月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

1億6000万ポンドの値札を攻略するために…

退団を仄めかすなど、もはや心ここにあらずのポグバ(左)。獲得を狙うマドリーは、ビッグネームを差し出す動きを見せているとも。 (C) Getty Images

 今冬の移籍市場で、その動向が注目されているフランス代表MFのポール・ポグバが、マンチェスター・ユナイテッドを離れる日が近づいているのかもしれない。

 2017年8月にユベントスから下部組織時代を過ごしたユナイテッドへ移籍金8900万ポンド(約129億円※当時のレート)で電撃復帰したポグバだが、いまだ本領を発揮できずにいる。

 迎えた今シーズンも、足首の状態が芳しくなく、公式戦の出場が8試合のみと、首位リバプールに勝点21差を付けられているチームに貢献できない日々を送るポグバ。開幕前に日本で開催されたイベントで、「新しいチャレンジをするのにいいタイミングだと思っている」と移籍を匂わせたこともあり、ファンからは愛想をつかされている。

 一部の英国メディアで、「怪我はすでに完治しており、欠場を続けているのは、仮病に過ぎない」とも断じられ、ユナイテッドの目の上のたんこぶ状態となった感のあるポグバ。そんな26歳のフランス代表MFを水面下で引き抜こうと画策しているのが、レアル・マドリーだ。

 マドリーは以前からポグバに強い関心を寄せている。フランス人指揮官のジネディーヌ・ジダンが、同胞の後輩に熱烈なラブコールを送り続けているからだ。

 ただ、ポグバと2021年6月までの契約を締結しているユナイテッドも、大枚を叩いて引き戻したタレントを易々と手放すつもりはない。英紙『Daily Mail』によれば、1億6000万ポンド(約227億2000万円)と超が付くほどの高額な値札をつけたという。

 だが、英紙『The Sun』によれば、ジダンが熱烈な関心を寄せる人気銘柄を何としても手中に収めたいマドリーは、大胆なオファーを練り上げている。金銭にプラスして、ガレス・ベイル、イスコ、ルカ・モドリッチ、トニ・クロースのいずれかをトレードで突き出すというのだ。同紙は、ユナイテッドが望んだ選手のいずれかが「ポグバ獲得の犠牲になる」と伝えた。

 不良債権化しつつあるポグバだけに、実際にオファーが舞い込めば、「盟主再興」を期するユナイテッドにとっても願ってもない好条件と言えるが……。このメガディールは、はたして実現するのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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