来季ACLにも影響…天皇杯制覇の神戸は本選出場が決定、準V鹿島は1月28日開催のプレーオフへ

2020年01月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

神戸は水原三星、広州恒大と同組に

天皇杯決勝で鎬を削った鹿島(左/ブエノ)と神戸(右/藤本)。来季はともにACLに出場する。(C) SICCER DIGEST

 天皇杯決勝は1月1日、東京・国立競技場で行なわれ、ヴィッセル神戸が鹿島アントラーズに2-0で勝利を収め、初優勝を飾った。この結果、来シーズンのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場チームも決定している。

 2月10日~12日に第1節が開催となる本大会から出場するのは、2019シーズンのJ1リーグ王者の横浜F・マリノスと、天皇杯優勝チームのヴィッセル神戸となった。横浜はシドニーFC(豪州)、全北現代(韓国)、東地区プレーオフ勝者【上海上港(中国)対[ブリーラム・U(タイ)対ホーチミン・シティ(ベトナム)】と同組に。一方の神戸は、水原三星(韓国)、広州恒大(中国)、ジョホールダルル・タクジム(マレーシア)と同組になった。

 一方、リーグ2位のFC東京と同3位の鹿島は、1月28日開催のプレーオフからの出場となる。組み合わせは以下の通り。
◆FC東京対【ポートFC(タイ)対[セレス・ネグロス(フィリピン)対シャン・ユナイテッド(ミャンマー)]の勝者】
◆鹿島アントラーズ対 【メルボルン・ビクトリー(豪州)対[タンピネス・ローバース(シンガポール)対 バリ・ユナイテッド (インドネシア)]の勝者】


 FC東京はプレーオフを勝ち抜けば、蔚山現代(韓国)、上海申花(中国)、パース・グローリー(豪州)と同組になり、鹿島がプレーオフを勝ち抜くと、北京国安(中国)、チェンライ・ユナイテッド(タイ)、東地区プレーオフ勝者【FC ソウル(韓国)対 [ケダ(マレーシア)対 和富大埔(香港)の勝者] 】と同組になる。

 すでにシーズンを終了して2週間以上経過している横浜やFC東京に対して、神戸と鹿島は天皇杯決勝を戦ったため厳しい日程を強いられることになるが、鹿島は神戸よりもさらに2週間早いシーズン開幕を迎えることになる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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