「ラッキーボーイでーす!」天皇杯決勝で2ゴールに絡む活躍。”鹿島キラー”藤本憲明が喜びを爆発!

2020年01月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

2019シーズンの開幕戦でも鹿島から2ゴール

2019年のリーグ戦では鹿島から3得点を挙げている藤本憲明。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 第99回天皇杯全日本サッカー選手権大会は2020年1月1日、決勝戦のヴィッセル神戸対鹿島アントラーズが行なわれ、神戸が2-0で勝利を収め、初優勝を飾った。神戸はこけら落としの新国立競技場でクラブ史上初のタイトルを獲得した。

 その決勝で2得点に絡む活躍を見せたのは、今夏に大分トリニータから移籍してきた藤本憲明だった。

「1点目はルーカス(ポドルスキ)が良いところに入ってきてくれたので自分は飛び込むだけだったので、ラッキーな得点だったんですけど…(その後公式記録はオウンゴールに訂正)2点目は…2点目こそラッキーだったのかな(笑)ラッキーボーイでーす!」

 そう明るく語った藤本は、一昨年まではJ2の舞台で戦っており、「JFLからここまでやってきて、ここまでこれたのは、家族のみんなや、チームメイトのおかげだと思っているので、これからも頑張っていきたいなと思います」とさらなる活躍に意欲を見せる。

 また、インタビューでも驚かれるほどの"鹿島キラー"ぶりを発揮している。2019シーズンの開幕戦で鹿島相手に2ゴールを奪うと、神戸に移ってからも11月30日の対戦で1ゴールを挙げる活躍で2試合とも勝利に導いている。

「たまたまだと思いますが、来年も頑張ります」

 そう答えた藤本。神戸ではチーム内での厳しい競争も待っているだろうが、鹿島戦での活躍を安定して続けられれば、エースと呼ばれる日も近いかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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