神戸が新国立で天皇杯初優勝! 引退ビジャは後半アディショナルタイムからの出場で有終の美!

2020年01月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

オウンゴールで先制し、藤本が2点目をゲット!

38分にチーム2点目を奪った藤本。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 第99回天皇杯全日本サッカー選手権大会は2020年1月1日、決勝戦のヴィッセル神戸対鹿島アントラーズが行なわれ、神戸が2-0で勝利を収め、初優勝を飾った。神戸はこけら落としの新国立競技場でクラブ史上初のタイトルを飾った。

 試合は前半、序盤こそ鹿島が積極的な守備から神戸を押し込んだが18分、左サイドから切り込んだポドルスキが中央へ折り返すと、これが相手DFの足に当たり、鹿島ゴールに吸い込まれた。初の決勝進出で初優勝を狙う神戸が、新国立競技場での最初のゴールを挙げ先制した。

 さらに神戸は38分、右サイドからの西大伍のクロスボールを再び藤本がワンタッチで合わせ、ネットを揺らす。藤本のこの日2点目で、神戸が2-0と鹿島を突き放す。前半は神戸が2点をリードして終了した。

 迎えた後半も神戸が安定した試合運びで2点リードを保ち終盤へ。88分にアンドレス・イニエスタが交代。この試合で引退することが決まっているダビド・ビジャは後半アディショナルタイムの92分に途中出場した。

 結局、試合は2-0のままタイムアップ。神戸が天皇杯初優勝を飾った。盟友コンビの共演こそ果たせなかったが、ビジャは神戸のクラブ初タイトルの瞬間をピッチ上で迎え、見事な有終の美を飾っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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