「不規則なパフォーマンスだったが…」香川真司が2020年初戦で勝利宣言! スペイン紙は前半の活躍をどう評価した?

2019年12月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

スペイン全国紙は香川の様子に…

シーズン前半の出来には本人も満足がいっていないようだ。 (C)Mutsu FOTOGRAFIA

 今夏にスペイン2部のサラゴサに加入した香川真司。加入後のシーズン前半は、17試合出場、2ゴール・1アシストという成績を残している。

 2節に初ゴールを決め、5節でも得点を奪うなど、スペインで好調なシーズンを切ったと思われた。しかし、その後は調子を崩し、ベンチ外になることも少なくなかった。

 そんななか、12月29日に香川は、ファンに向けてスペイン語でこのように投稿した。

「いつもサポートありがとうございます。明日、またトレーニングに参加します。自分にとっては初のスペインでプレーしたシーズン前半には満足していません。ですが、チームとファンのために全力を尽くします。そして、2020年の最初のゲームに勝ちます」

 新年を迎えるにあたって気合いの入った様子を、スぺイン全国紙『MARCA』も取り上げ、「今夏にスターとしてサインをした日本人は、シーズン当初に自身のクオリティを証明した。だが、日が経つにつれてその印象は消え去り、フィジカル面のトラブルも彼を助けなかった」と評した。

 そして、香川の勝利宣言に、現地サポーターは「私はあなたが最高のレベル、スピード、ゲームのビジョンを持っていると信じています」「ありがとうございます!!!シーズン後半にはきっとあなたが必要です!!!」「頑張って、シンジ」と温かいエールを送っている。

 サラゴサにとっての2020年初戦、スペイン2部の第22節、スポルティング・ヒホンとの試合は年明け1月3日(現地時間)に行なわれる。香川は宣言通り、チームに貢献して勝利を収めることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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