リバプール・サポーターの期待大!? 南野拓実に早くも応援チャントが誕生! 歌詞は自虐も込めた内容に…

2019年12月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

あの『ABBA』の名曲が――

アンフィールドでのデビューの時が迫っている南野。早くも応援チャントが準備されている。 (C) Getty Images

 リバプールの熱狂的なサポーターたちは、来年1月1日からチームの一員となる日本代表FWの南野拓実を歓迎する準備を進めているようだ。

 現地時間12月19日にリバプール移籍が決定した南野。そのデビューは、早ければ、来る1月5日に"聖地"アンフィールドで行なわれるFAカップ3回戦のエバートン戦になると予想されており、24歳のサムライ戦士に対する期待値は上がっている。

"KOP"(熱狂的なリバプール・サポーター)も日本代表FWを手厚く迎え入れるようだ。SNSでは、南野の応援チャントを歌うサポーターの動画が話題となっている。

 そのサポーター集団が歌ったのは、1970~80年代にかけて世界的な知名度を誇ったスウェーデン出身のポップグループ『ABBA』の名曲『マンマ・ミーア』の替え歌だ。彼らは、サビの歌詞を次のように変化させて歌ったのだ。

「ワオ、ワオ、ミナミノ。俺たちはまたやっちまった。どうして、どうしてザルツブルクは君を手放したんだ?」

 南野のように直接引き抜いたわけではないが、リバプールがレッドブル・ザルツブルクに在籍していた選手を獲得するのは、セネガル代表FWサディオ・マネとギニア代表MFナビ・ケイタに次いで3度目。この歌詞には、そのことに対する自虐的な意味も込められているようだ。

 ビッグネームならまだしも、加入前の"新参者"に応援チャントができるのは異例だ。それだけチャンピオンズ・リーグの直接対決で1ゴール・1アシストと結果を残したこの若武者の実力を、KOPも認めているのだろう。

 南野はこの大きな期待に応えられるのか。デビューの瞬間が待ち切れない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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