Jクラブ関係者も注目のトライアウトを開催! 元日本代表のベテランから20歳前後の若手まで59名が参加!

2019年12月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「初めてやるような選手だらけでしたけど…」と戸惑いつつも各選手がアピールに奮闘

16日のトライアウト午後の部に参加した我那覇。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本プロサッカー選手会(JPFA)が主催する「JPFAトライアウト」が16日にフクダ電子アリーナで開催された。
 
 参加したのは各クラブで契約満了となった59名の選手たち。元日本代表の我那覇和樹(讃岐)や原一樹(熊本)、髙杉亮太(長崎)といったベテランのほか、林田隆介(長崎)、谷口遼弥(金沢)ら20歳前後の若手も多数参加。また元日本代表の坂井達弥(山形)といった顔も見られた。来季から岩手の指揮を執る秋田豊監督をはじめ、多くのクラブ関係者が見つめるなか、選手たちは新たな未来を切り拓くべく必死にボールを追った。
 
 トライアウトは午前と午後の2回に分かれて行なわれ、それぞれミニゲームと11対11の試合形式が実施された。急造チームのために連係の構築が難しいなか、各選手は自らのストロングポイントを示そうとアピールを続けていく。激しい接触プレーあり、力強いドリブル突破ありと、ピッチ上では公式戦と変わらないような白熱のプレーが繰り広げられた。
 
 午前の部に参加した髙杉は「上手く自分を出せなかったですけど、ひとつ目標としていたところが終わったので、ホッとしているのが正直なところ」と安堵の表情で自身のパフォーマンスを振り返った。長く長崎で主軸を担った経験豊富なセンターバックは、「初めてやるような選手だらけでしたけど、そのなかで自分が中心になって周りを盛り上げればと思ってプレーしました。僕が言ったことに対して、周りが反応してくれて、良い奪い方だったり、良い守備ができたのは良かったと思います」と手応えを口にしている。
 
 プレー終了後には、さっそくクラブ関係者とあいさつを交わす選手の姿も見られるなど、このトライアウトをきっかけに、新天地を見つける選手が数多く生まれてくるはずだ。トライアウトは明日17日にも開催される。
 
■トライアウト参加選手一覧
山岡哲也(鹿児島)
荒堀謙次(讃岐)
下畠翔吾(京都)
尾本 敬(秋田)
林田隆介(長崎)
川島大地(北九州)
大屋 翼(鳥取)
阪本将基(鹿児島)
才藤龍治(富山)
谷口堅三(藤枝)
竹下玲王(長野)
鈴木智幸(東京V)
玉林睦実(愛媛)
阿渡真也(藤枝)
髙杉亮太(長崎)
長澤拓哉(讃岐)
菅本 岳(岩手)
吉井孝輔(鹿児島)
谷口遼弥(金沢)
濱口草太(讃岐)
遠藤敬佑(藤枝)
内藤健太(琉球)
星野有亮(鳥取)
赤星雄祐(讃岐)
岡 佳樹(松本)
榎本滉大(金沢)
中原優生(鹿児島)
金 成純(琉球)
北原大奨(秋田)
山本凌太郎(横浜FC)
太田岳志(富山)
花房 稔(琉球)
谷口 功(鹿児島)
坂井達弥(山形)
山口真司(長野)
堀 研太(横浜)
禹 相皓(愛媛)
伊藤大介(相模原)
太田賢吾(岩手)
原 一樹(熊本)
笠原 淳(岩手)
打越大樹(北九州)
内野貴志(長野)
内山裕貴(鳥取)
古部健太(山形)
清原翔平(金沢)
江頭一輝(大分)
末吉隼也(相模原)
北川滉平(藤枝)
我那覇和樹(讃岐)
立花歩夢(横浜FC)
出岡大輝(藤枝)
吉川翔梧
宮本拓弥(水戸)
吉平 翼(大分)
高橋成樹(山形)
酒井大登(八戸)
岩田拓成(群馬)
三橋秀平

【2019 JPFAトライアウト PHOTO】契約をかけたサバイバル!初日は我那覇、坂井、原らが参加!
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