ベンゼマの劇的AT弾でバレンシアと引き分けたマドリー、クラシコを前に首位浮上のチャンスは逃す

2019年12月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

連勝は4でストップも…

ベンゼマ(左)の劇的なゴールでマドリーは敗戦を免れた。(C)Getty Images

 現地時間12月15日に行なわれたラ・リーガ第17節で、2位のレアル・マドリーが、8位の難敵バレンシアとのアウェーゲームに臨んだ。

 勝てば前日にレアル・ソシエダとドローに終わったバルサを抜いて単独首位に立つマドリーは、序盤からバルベルデとクロースがミドルで脅かすと、13分には左SBに入ったナチョのクロスにベンゼマがヘッドで合わせるも、わずかに外れる。

 バレンシアの鋭いカウンターに手を焼いたアウェーチームは、35分にガヤのクロスに合わせたフェランのヘッドでゴールを脅かされるも、シュートは枠を外れた。

 後半に入ると、ゲームはますます激しくなり、攻守が目まぐるしく変わる展開に。両軍ともなかなか決定機を作り出せなかったが、78分についに均衡が破れる。

 左サイドを崩されたマドリーは、ヴァスのクロスからカルロス・ソレールにシュートを決められ、先制を許す。

 このまま終了するかに思われた後半アデョショナルタイム5分、CKに上がっていたクルトワがヘッド。そのこぼれ球を混戦の中からベンゼマが押し込み、劇的な同点ゴール。リーガでの連勝は4で止まり、首位浮上のチャンスを逃したマドリーだが、クラシコを前に貴重な1ポイント奪取した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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