ベイルの“ゴルフ狂い”はマドリーでどう見られている? ブラジルの新鋭FWの答えは――「正直言って…」

2019年12月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

指揮官のジダンは?

チーム内で孤立しているとも報じられているベイルだが、はたして真相は……。 (C) Getty Images

 2013年の夏に当時の史上最高額でトッテナム・ホットスパーからレアル・マドリーへ移籍したガレス・ベイル。華々しい活躍が期待されたが、相次ぐ怪我にも悩まされ、本領を発揮した試合は数えるほどだ。

 7年目の今シーズンもベンチを温める日々を送り、1月の移籍市場での退団も取り沙汰されている。

 このウェールズ代表FWに関して、メディアが頻繁に取り上げているのが、趣味のゴルフだ。そのハマりっぷりはかなりのもので、今年8月にプレシーズンマッチのメンバーから漏れた際には、マドリーの試合中にゴルフに興じていたことをすっぱ抜かれ、話題となった。

 では、ベイルのゴルフ好きは、チームのなかでどのように見られているのか。スペイン紙『Marca』の取材に応じたブラジル代表FWのロドリゴが、明らかにしている。

 19歳の俊英FWは、今月5日に行なわれたチームのクリスマスパーティーで、マルセロがベイルにゴルフクラブを贈ったことを明らかにしている。

「正直言って、そこまでみんな気にしてはいないと思うよ(笑)。クリスマスパーティーのベイルへの贈り物は単なるジョークだよ。大事なのはロッカールームの空気だ。良い雰囲気だと思う。ちなみに僕は香水をもらったよ」

 起用法を巡ってベイルとの確執も伝えられているジネディーヌ・ジダン監督も、『Marca』紙の取材に、プライベートの振る舞いを咎めるつもりはないことを明言している。

「レアル・マドリーのコーチとして、ベイルや他の選手たちに何かを禁止するようなことはしないつもりだ。彼らは大人だからね。だからゴルフも禁止にはしないよ」

 ゴルフ三昧のベイルが、試合に集中できていないと批判するメディアもあったが、チーム内ではそれほど問題視されているわけではないのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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