横浜F・マリノスが15年ぶり4度目のJ1制覇!FC東京との優勝決定戦を3-0の完勝で制す!!

2019年12月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半に2点をリードした横浜が後半も遠藤のダメ押しゴールで3点目

3点目を決めた途中出場の遠藤(11番)。横浜が15年ぶりのリーグ優勝を決めた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグ最終節の横浜F・マリノス対FC東京の一戦が12月7日、日産スタジアムで行なわれた。横浜が3-0で勝利を収め、15年ぶり4度目のリーグ優勝を飾っている。

「3点差での敗戦」でも優勝が決まる横浜に対し、優勝のためには「4点差以上の勝利」が必要になるFC東京。序盤はFC東京が押し込んだものの、横浜がその勢いを凌ぎつつチャンスをつくり出す。そして26分、敵陣バイタルエリアまで進出してきたティーラトンが左足を振り抜くと、シュートは相手に当たって大きな放物線を描き、そのままFC東京ゴールに吸い込まれる。横浜が先制した。

 FC東京はエースのディエゴ・オリヴェイラが負傷欠場。スピードのある永井謙佑にボールを集めてチャンスを窺うが、38分の決定機を外してしまうなど、ゴールが遠い。

 逆に横浜は44分、マルコス・ジュニオールからのスルーパスに反応したエリキが左足でゴールにねじ込み、横浜がFC東京を突き放す。前半は2-0と横浜がリードして終了した。

 迎えた後半、FC東京は東慶悟に代えて田川亨介、ナ・サンホに代えて、ユ・インスを投入するなどして勝負を懸ける。立ち上がりから前掛かりに攻勢に出るFC東京は62分、相手バックパスを追いかけた永井が横浜GKのパク・イルギュに倒されてFKを獲得。パク・イルギュにはレッドカードが提示され、横浜は残りの時間をひとり少ない人数で戦うことに。ただし、FC東京はこのFKのチャンスを決め切れず、横浜の2点リードは変わらない。

 そして77分、横浜は自陣からカウンターを発動すると、左サイドをドリブルで駆け上がった途中出場の遠藤渓太が、ペナルティエリア内に侵入。相手DFひとりをかわして、左足のシュートをゴールにねじ込んだ。横浜がダメ押しの3点目を奪う。

 結局、試合はこのまま3-0でタイムアップ。最終節の直接対決で快勝した横浜が15年ぶり4度目のリーグ優勝を掴んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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