【移籍市場超速報】インテルがポドルスキ、ディアッラ他、積極的に補強を展開中

2014年12月29日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

ポドルスキ獲得が決定した後はディアッラ、サラー獲得に着手。

インテル入り間近とされるポドルスキ。両者にとって素敵なプレゼントとなるか。 (C) Getty Images

 ロンドンを訪れているインテルのピエロ・アウジリオSDは、27日午後、アーセナルのヴェンゲル監督およびそのスタッフと会談し、ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ獲得に向けた交渉を行なった。
 
ポドルスキ本人はすでにインテルへの移籍に同意しており、残るハードルはアーセナルとの合意のみ。あと1年半しか契約が残っていないことから、インテルとしては有利な条件でのレンタルを実現したいと考えている。
 
 さらにインテルはウイングの補強にも動いており、有力候補のひとりとして、22歳のエジプト代表モハメド・サラー(チェルシー)をリストアップしている。
 
 現在、すでに何度も接触している代理人を通して、レンタルで獲得できる可能性があるかどうかをチェルシーに打診中。サラーには他に、アトレティコ・マドリー、サンダーランドも興味を示していることから、それも含めた動向を注視している状況だ。
 
 さらにインテルは、ロコモティフ・モスクワとの契約を解消した元フランス代表ラッサナ・ディアッラにも強い興味を示している。
 
 すでにミラノでメディカルチェックを実施済みで、後はロベルト・マンチーニ監督の最終的な決断、そしてディアッラがロコモティフとの間に抱えている係争の見通しが明らかになるのを待つのみという状況だ。
 
 なお、これらの案件で最も優先順位が高いのはポドルスキであり、サラー、ディアッラについては、ポドルスキ獲得が決定した後で詰めに入るという状況だ。
 
 最後にインテルが求めているもうひとつのポジションがSB。こちらは左右両サイドでプレーできる26歳のメキシコ代表ミゲル・ラユン(クラブ・アメリカ)がリストに挙がっている。

文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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