神戸FWウェリントンが契約満了で退団。「何回危機を救ってくれたことか」「感謝してもしきれません」ファンも惜別の情を述べる

2019年12月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ファン、サポーターの皆様に心から感謝しています」

今季リーグ戦15試合に出場し、6得点を記録しているウェリントン。一部にはブラジル復帰の噂もある。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ヴィッセル神戸は12月6日、クラブの公式ホームページで所属するブラジル人FW、ウェリントンの契約満了に伴い、来季の契約更新をしない方針を発表した。

 ウェリントンは、ブラジルのサンパウロ出身の31歳、インテルナシオナル(ブラジル)でキャリアをスタートさせ、湘南ベルマーレやアビスパ福岡などを経て2018年から神戸に加入していた。今季リーグ戦ここまでは15試合に出場し6得点を挙げている。

 クラブを通じて発表されたウェリントンのコメントは以下のとおり。

「どんな時も支えてくれたファン、サポーターの皆様に心から感謝しています。これからの皆様とヴィッセル神戸の幸せを願っています。Boa Sorte!(幸運を)」

 ウェリントンの退団を受けて、ファンもクラブの公式SNSに以下のような惜別のコメントを寄せた。

「ウェリントンが何回危機を救ってくれたことか。感謝感謝」
「去年今年と厳しい時にチームを救ってくれたのはウェリントンでした。感謝してもしきれません。本当にありがとうございました」
「ウェリ、ありがとう。あなたのチーム為に闘う姿は忘れません」
「ブラジル帰りそう…Jでもっと見てたかったな」
「神戸の調子が悪い時に何度もチームを救ってくれました。今の外国人枠を考えると仕方ない決断だったと思います。他のチームでの活躍を祈っています」
「ウェリントンは得点だけじゃなく、ディフェンス面でも本当に貢献してくれてたな~」
「本当に、苦しいとき、最前線で体を張る姿、最後までボールを追いかける姿は希望の光だった…」
「FWどうすんねん」

 Jリーグ通算では、180試合に出場し65得点を挙げている(J1で88試合・19得点、J2で92試合・46得点)ウェリントン。次なる活躍の場は果たして――。今後の動向からも目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事