日本企業「DMM.com」がオーナーを務めるベルギー１部のシント＝トロイデン（STVV）が、マルク・ブライス監督との契約解除を発表した。今後は、U-21チームを率いているニッキー・ヘイエン氏が暫定監督として指揮を執ることが発表されている。

　同クラブは18-19シーズンは冨安健洋、鎌田大地、遠藤航ら日本代表選手も数多く在籍し、シーズン後に行なわれるプレーオフ１まであと一歩というリーグ７位で終えていた。だが今季は勝ち星に恵まれず低迷。第16節を終え、11位に沈んでいる。

　ブライス監督との契約解除に伴い、アシスタントコーチのサメ・シャライ氏、フィジカルコーチのバート・ヴァン・ランカル氏、GKコーチのブラム・ヴルビスト氏の契約も解除された。

　今季は日本人選手として鈴木優磨、シュミット・ダニエル、伊藤達哉がプレーしているが、監督が交代することで起用法についても影響がありそうだ。

　STVVは現地時間11月30日、アウェーで伊東純也が所属するヘンクと対戦する。ヘイエン氏の初陣はこの試合となる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部