鹿島は広島とスコアレスドロー。優勝が遠のく勝点1に…

2019年11月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

両チーム前節敗戦し、仕切り直しの一戦となった

怪我人が復帰した鹿島だったが、この日は決定機に決め切れず、スコアレスドローに。写真:滝川敏之

 J1リーグは残り3節。11月23日に第32節の8試合が各地で開催された。エディオンスタジアム広島で行なわれた、サンフレッチェ広島対鹿島アントラーズの一戦は、0-0の引き分けに終わった。

 前節31節の川崎フロンターレに0-2で敗れた鹿島は、首位FC東京と勝点3差。優勝を狙うには勝利が欲しい一戦だ。

 一方の広島も31節の浦和戦が前倒しで開催。その試合に引き分け、前の試合、30節の川崎戦では一度は追いつくも突き放されて1-2で敗戦。2試合連続で先制を許している。

 両チームは代表ウィークを挟んで仕切り直しの一戦となった。

 試合は、ともに堅いディフェンスから拮抗した展開のまま0-0で前半を折り返した。

 後半ペースを握り始めた鹿島は、62分に白崎凌兵に代え、名古新太郎を投入。名古は交代後左サイド深くまでドリブルで侵入するとそこからクロスを供給。しかし最後を詰め切れず得点は挙げられない。

 さらに内田篤人に代え三竿健斗、町田浩樹に代え相馬勇紀を投入し勝利を目指すものの、広島のディフェンスを崩すことが出来ず。

 どちらも最後の決定機を欠き試合は0-0のまま試合終了のホイッスルを迎えた。両チームにとって手痛いドローに終わった。

 この結果、鹿島は、勝点60と1ポイント積み上げるが、3位は変わらず。広島は同52で6位となった。

 ラスト2節、鹿島は神戸とホームで戦い、最終節と名古屋アウェーで戦う。広島は、アウェーの湘南戦後、ホームに仙台を迎える。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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