【J2】柏が優勝!横浜FCが自動昇格へ王手をかけ、プレーオフ争いは大混戦のまま最終節へ

2019年11月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

岐阜は最下位が決定しJ3降格。残留争いは3チームが争う構図に

町田に3-0で勝利し、J2優勝と1年でのJ1復帰を決めた柏レイソル。写真:浦正弘

 J2リーグは41節の11試合を各地で開催した。

 柏は町田と敵地で対戦し、瀬川祐輔とクリスティアーノの2得点で、3-0と勝利を収め、J2優勝とJ1昇格を確定させた。

 残り1席となったJ1への自動昇格は、前節終了時に勝点73で並んだ2位の横浜FCと3位の大宮に絞られた。

 横浜FCは9位の岡山と敵地で対戦。24分に松尾佑介が決めたゴールを守り切り横浜FCが1-0で勝利した。

 大宮はホームで新潟と対戦。新潟の渡邉新太に先制点を許すなど苦戦を強いられた大宮は、ゲーム終盤に途中出場の大前元紀がPKを決めてなんとか同点に追いつく。しかし、スコアはこのままタイムアップ。1-1のドローに終わった。

 この結果、2位の横浜FCが勝点76、3位の大宮が同74となり、2ポイント差で自動昇格の残り一枠は最終節(11月24日)へ持ち越しとなった。横浜FCはホームで愛媛と対戦、大宮は敵地で金沢と対戦する。

 本日行なわれた、J2第41節の対戦結果は以下の通り。

山口2-3山形
福岡0-2金沢
大宮1-1新潟
町田0-3柏
岐阜1-3甲府
京都1-0千葉
岡山0-1横浜FC
愛媛1-2琉球
長崎0-1栃木
東京V1-2徳島
鹿児島1-0水戸

 6位までに与えられるJ1参入プレーオフ争いは、残り1試合で、数字上は9位の岡山まで可能な大混戦となっている。

 今節の結果をふまえた上位10チームの順位表は以下の通り。
1位 柏   (勝点81、得失点差+40)    
2位 横浜FC (勝点76、得失点差+24)
3位 大宮  (勝点74、得失点差+22)
4位 山形  (勝点70、得失点差+20)
5位 徳島  (勝点70、得失点差+19)
6位 甲府  (勝点68、得失点差+22)
7位 京都  (勝点68、得失点差+15)
8位 水戸  (勝点67、得失点差+18)
9位 岡山  (勝点65、得失点差+3)
10位 金沢  (勝点60、得失点差+12)

 最終節の上位陣の対戦カードは以下の通り。※左側がホームチーム
柏―京都
横浜FC―愛媛
金沢―大宮
山形―町田
徳島―山口
甲府―琉球
水戸―岡山

 一方、残留争いでは、敗れた岐阜の最下位が確定し、J3降格となった。

 もう1つの残留争いは、3チームに絞られ、19位町田(勝点40、得失点差-24)が柏に敗れ勝点は変わらず。

 20位鹿児島(勝点40、得失点差-31)はホームで水戸と対戦。前半終了間際にCKからFWの韓勇太がゴール。この1点を守り切って1-0で勝利を収めた。

 21位栃木(勝点37、得失点差-21)は、敵地で長崎と対戦。DFの乾大知が23分にCKからのクロスを頭で合わせ、こちらも1-0で勝利を収める。

 最終節、町田は山形と、鹿児島は福岡と、栃木は千葉と3チームとも敵地で対戦する。

 J2リーグの最終節は11月24日、各地で全11試合が14時からの同時刻で行なわれる。

【町田 0-3 柏 PHOTO】瀬川とクリスティアーノの2ゴールでJ2優勝&J1昇格!サポーターも笑顔爆発!

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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