Jリーグが10月の月間MVPを発表! J1は“ハマの韋駄天”が初選出! 史上3人目の2か月連続受賞を果たしたのは?

2019年11月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

2か月連続受賞選手は2016年以来3度目の快挙

ここまで12得点を記録している仲川輝人。湘南との神奈川ダービーでは貴重な先制点を奪った。写真:滝川敏之

 Jリーグは11月8日に、「2019明治安田生命Jリーグ KONAMI月間MVP」の10月度の受賞者を発表した。

 J1では横浜F・マリノスFWの仲川輝人、J2ではアルビレックス新潟FWのレオナルド、J3ではガイナーレ鳥取MFの林誠道が選出された。レオナルドは9月度に続いて2か月連続の受賞で、これはJリーグ全体で見ても、2015年6、7月の家長昭博(当時は大宮アルディージャ)、2016年10、11月の鄭大世(清水エスパルス)に続く3度目の快挙だ。

 初受賞となった仲川は、今季29試合に出場し12得点と好調を維持。10月に行なわれた第28節、29節では2試合連続ゴールでチームを連勝に導いた。

 選考委員の原博実氏は「横浜の攻撃陣の核」と評すれば、北條聡委員も「ハマの韋駄天が技ありゴールを連発。横浜の連勝の立役者に。前線での存在感が際立った」と絶賛した。

 J2のレオナルドは、柱谷幸一委員が「4試合で7ゴール。驚異の得点力を発揮した」と称え、得点ランクの首位を独走中で「連続受賞も文句無し」(原博実委員)との評価を受けた。

 またJ3の林は、北條聡委員が「4戦無敗の鳥取で主砲の役目を全う。決定力に加え、好機創出やポストワークも光った」と選考理由を述べた。

 3選手の受賞コメントは以下の通り。

【J1】
●仲川輝人(横浜/FW)

「このような栄誉ある賞をいただき大変嬉しく思います。この受賞はチームメイトのパフォーマンスや、チームスタッフ、メディカルスタッフの力があってこそだと思いますので感謝の気持ちでいっぱいです。リーグ戦は残り4試合ですが、全勝する気持ちで臨んでいきたいと思います。ファン、サポーターの皆さんと共に強いマリノスをつくっていきたいと思います」

【J2】
●レオナルド(新潟/FW)

「2か月連続で月間MVPに選出していただき、本当に嬉しく思っていますし、2か月連続で選出された選手が3人目ということも、大変嬉しいです。しかし、J1昇格というチームの目標を達成できなかったことは、とても悔しく、アルビレックス新潟を支えてくださる皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。最終盤のリーグ戦に向けて、チームメイトと共に勝利を追求し、ひとつでも順位を上げていきたいと考えています。日々成長し、チームの勝利に貢献して、まだ誰も成し遂げたことのない、3か月連続のMVPに選出していただけるように、戦い抜きます」

【J3】
●林 誠道(鳥取/MF)

「この度は、J3KONAMI月間MVPに選出して頂きありがとうございます。チームメイト・チームスタッフに感謝し、残り5試合覚悟を持って自分の成長と共に勝点3を取れるよう日々の練習から良い準備をします」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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