3位横浜が逆転優勝に望みをつなぐ3連勝!2-1で鳥栖に勝利し首位鹿島を1ポイント差で追走

2019年11月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

最後まで猛攻を見せた鳥栖だが及ばず…12試合連続失点で敗戦

24節の名古屋戦以来の先発出場となった遠藤渓太。今季29試合に出場し5ゴールを記録している。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは11月2日に各地で第30節の7試合を開催。駅前不動産スタジアムで行なわれた15位のサガン鳥栖と3位の横浜F・マリノスの一戦は、2-1でアウェーの横浜が勝利を収めた。

 横浜は、負傷でこの日はベンチスタートとなった仲川輝人に代わり、遠藤渓太が先発出場。17分には早速結果を残す。左サイドを駆け上がったティーラトンが敵陣深くから低い弾道のクロスボールを挙げると、ゴール前に入ってきた遠藤がボレーで押し込み、先制に成功する。

 続けて22分、敵陣左サイド深くでFWのマテウスがクリアボールを身体に当てると、タッチラインを割らず、ルーズボールに。鳥栖のGK高丘陽平がペナルティエリアを飛び出しディフェンスに行くが、先に追いついたマテウスがペナルティエリア内にパスを送り、FWのエリキが無人のゴールにシュートを叩き込み2-0とリードを広げる。

 一方の鳥栖もこの日の失点で12試合連続失点となった悪い流れを断ち切ろうと、後半立ち上がりから横浜ゴール前に迫る。MFの松岡大起に代えFWの豊田陽平を投入し攻勢に出ると、68分に原川力が1点を返す。MFの金井貢史がマイナスのクロスを送りFWの金森健志がスルー。これに反応したMF原川がダイレクトで流し込み2-1と反撃の狼煙を上げる。

 後半はペースを掴んだ鳥栖が最後まで猛攻を仕掛けるが、スコアはこのまま動かず試合終了を迎えた。

 この結果2-1で勝利した横浜は、勝点58で首位鹿島を1ポイント差で追走。鳥栖は同32は変わらず、暫定ながら15位をキープした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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