AZ菅原由勢が日本人対決に大勝!PSVの堂安律はハーフタイムに屈辱の交代

2019年10月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

ともに右ウイングで先発出場

ともに先発して途中交代となった堂安(左)と菅原(右)。(C)Getty Images

 現地時間10月27日に行なわれたエールディビジの第11節で、2位のPSVが4位のAZをホームに迎えた。

 PSVの堂安律、AZの菅原由勢ともに右ウイングで先発出場し、日本人対決が実現した。

 序盤からAZに主導権を握られたPSVは30分、初スタメンのトーマスが危険なファウルで一発退場。これが試合の流れを大きく左右する。

 均衡が破れたのは前半終了間際の45分だ。左サイドでボールを受けたボアドゥがそのまま持ち込んでネットを揺らし、AZが先制する。

 さらに前半アディショナルタイムにも、左サイドからのクロスに再びボアドゥが詰めてあっという間にリードを広げる。
 
 2点のリードを奪われたPSVはハーフタイムに二枚替え。堂安とブルーマを下げて、ミトログルとテゼを投入。数的不利のなか、何度か個で打開する姿勢を見せていた堂安はまさかの45分での交代となった。

 反撃に出たいPSVだったが、71分にスベンソンにゴールを許すると、76分にもCKから失点して万事休す。前節ユトレフト戦の0-3に続く完敗を喫し、王者アヤックスとのタイトルレースから一歩後退した。

 一方、4発快勝のAZは勝点23でPSVとフィテッセに並び得失点差で2位に浮上した。

 67分までプレーした菅原は、ELアスタナ戦に続くゴールはならなかったものの、何度かクロスでチャンスを構築。勝利に貢献した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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